okatake2013-02-07

そんなこと考えると、何も書けなくなっちゃうので考えないようにしたいが、「狐」の名書評は「日刊ゲンダイ」連載だった。ううむ。
安岡章太郎が亡くなって、古本屋では安岡本の動きがあるだろうか。
出久根さんの古本業界の同期は、豪徳寺「靖文堂」さん。靖文堂さんの話も聞いてみたい。
また近隣さんぽに出かけたくなった。清瀬がよかったからだ。川本三郎さんみたいに、中央本線に乗って、どこかの駅で下車して、ひと駅分歩くというのもいい。
いや、それより仕事だぞ。はいはい、わかっております。
遠藤周作の仏会話本『タカシのフランス一周』(白水社)を入手して、これで2冊。珍本ですよ。珍本と言えば、出久根さんの本で知った五無齋、保科百助の『よいかゝをほしな百首け』は、独身だった保科が、良い奥さんが欲しいという歌を百首集めたもの。「ほしな百首け」は名前をもじっている。自費出版本できわめて希書。井上靖永井龍男、真杉静枝によるリレー小説『座席は一つあいている』も入手困難。
そういえば、きのう、朝日新聞社へ(というより「アラスカ」へ)行ったとき、社屋内通り抜け通路にある小さな書店へ入ったら、すぐのところに『上京する文學』と『ご家庭にあった本』を棚差しだが置いてくれていた。写真に撮りそうになった。いやあ、ありがたい。まず置いてもらえないと。そう「ブックキューム」さんだ。ありがとうございます。
BookCumu(ブックキューム)朝日新聞本社店
中央区築地5-3-2 朝日新聞社2階
電話03(3543)2428
営業時間 月〜金曜 10時〜18時
定休日 土曜・日曜・祝日
今週執筆の「いちおし」は、新潮社とんぼの本、『私の好きなもの』。「スムース」のメンバーで、こういうの作りたい。近代ナリコさんは京都・左京区吉田の中華「龍門」を推奨。あ、あそこか。京都文化組に東京組も一緒に、団体で予約なしで押し寄せて、食べて飲んで、えらく安くおいしい店だった。また、行きたい。
http://www.shinchosha.co.jp/book/602240/