神保町「コミガレ」で6冊、+ブンコ新書3冊。テレビドラマ化帯つき『落城記』は買い物。背の焼け具合で、同じ人の所有物だったらしい本に、欲しいもの多し。たぶん、買った6冊は出所が同じだ。気が合いますねえ、どなたか知りませんが。
「サンデー」で本選び、のち「ギンレイ」。一年ぶりぐらいに二本続けて観る。「苦役列車」「鍵泥棒」。ぼくはどちらも面白かった。「苦役列車」に出てくる古本屋「志賀書店」は、高円寺「都丸書店」だそうだ。気が付かなかったなあ。いいも悪いも森山未来映画だ。
「鍵泥棒」(正式なタイトルは忘れた)は、記憶喪失による2者の入れ違い、という古典的プロットだが、日本では珍しいシチュエーションコメディ。かなり無理のある設定を、順序よく飽きさせず、観客を楽しませたことが手柄。
電車のなかでは、田中眞澄『本読みの獣道』を読む。そうか、「みちくさ」にも来てらしたのか、田中さん。ぼくは気づかなかった。帰りの電車で『JAMJAM日記』。斎藤栄が読みたくなるぜ。ほんまにそんなにおもしろいのかのう。いま検索したら、めちゃくちゃたくさん書いてます。おえりゃあせんのう。
加藤紀子がフランス語で歌ったCD「レ・オワゾー・ブルー」とどく。せっかくフランスに滞在し、フランス語を憶えたので、フランス語で歌ってみました、という感じ。まあ、こんなところだろう。
「サンデー」書評欄が模様替えしてから、毎週、紹介させてもらったどなたかからか、礼状が届くようになった。礼状の返事って、書くものなのだろうか。書いたほうがいいだろうな。