okatake2012-12-25

ここ数年、毎年のスケジュール帳は、「無印」のを使っているが、今年も買いに行ったところ、「またこれか」と自分のなかで思ってしまい、フリーの、自分で日付など書き込むのを買う。林哲夫画伯の「ちくま」表紙を貼付け、これを2013年版とする。普通のリングノートと同じ体裁なので、どこかで無くしてしまいそうだが、だいじょうぶか。
年の瀬を迎え、ちょっとこんな気分に。

最後のひとふんばりで、続けて原稿をゴールに押し込んでいるのだが、どうもうまく書けないで悪戦苦闘している。どこかで、ものを書くボタンをかけちがったのか。修正していく必要があるが、いまは締め切り間際に、とりあえず整った原稿をアップさせているのにせいいっぱい。これだけ仕事をしてきて、まだ、こんな地点でぐずぐずしているのか。まったく情けない。
年末ということなのか、先週金曜日に出荷した「サンデー」の本の荷物がまだ届かない。そのおかげで締め切りが少し延びたのだが、武士の情けで会社名を出さない、この宅配業者はダメだ。
午後、立川へ。丸谷才一の文章にときおり登場する、江戸期の俳諧師・鬼貫の句を読みたくなって、それが岩波文庫に入っているじゃないか。すごいぞ、岩波文庫。『鬼貫句選・独ごと』がそれ。国立「増田書店」は岩波文庫がけっこう揃っているがなくて、それなら「オリオン」だ、と立川へ。ノルテ店にはちゃんとありました。いそいそとレジへ。わくわくするこの気分。立川「ブ」でビリー・ワイルダーシャーロック・ホームズの冒険』DVDを買う。年末から新年にかけて、急がずさわがず鬼貫を読もう。帰ったら、やっと宅急便が着いていた。
夜は、きのこ鍋に蕎麦を少しづつ入れて食べるという、これはテレビで見て旨そうだったのを家庭で作る。で、うまかった。