昨年に引き続き、ぼく、ぴっぽさん、北條くんのトリオでやる年末企画「くり詩ますショー」(於/12月19日(水)19時開場、高円寺「コクテイル」)では、今年のベスト3をそれぞれ発表する予定。古本、映画、私的できごと、ノンジャンルなど、あれこれ考えている。「古本ベスト3」は、まずあれは確実。これも確実。あと一つがなあ。北條くんとは「カントリーガール」の話もしたい。三人が選んだ詩の朗読と、選んだ詩をまとめた一日限定詩集もお配りする予定。ぴっぽさんの歌もあります。ぼくも少し歌うつもり。「文芸バラエティショー」だと考えてください。楽しい一夜を過ごしましょう。
古い歌ばかり聴いている。
そうだ、りりィがいる。

河原理子さんのノンフィクション『フランクル『夜と霧』への旅』(朝日新聞社)を読了。断片的に、「朝日」夕刊に連載された記事で読んだアプローチをより深く掘り下げて、フランクル体験を、さまざまな人への取材を通して書いている。心に迫ってくるものが強い。冬にふさわしい読書だ。「サン毎」の「いちおし」にしたいが、今週は、なにしろ『ツェッペリン飛行船と黙想』があるからな。