okatake2012-12-18

そう言えば、昨夜の北條くん出版記念パーティで、魚雷くんから渡辺一史(ノンフィクション作家)さんに紹介された。北海道札幌市在住。サントリー学芸賞受賞式のため上京している。二冊の著書があり、その両方が複数の大きな賞を含む賞を受賞している。以下、某サイトからの紹介。
名古屋市生まれ、大阪府豊中市育ち。1987年北海道大学理系入学。在学中、自ら創刊したキャンパス雑誌の編集にのめり込み、1991年9月北大文学部行動科学科中退。その後北海道を拠点にフリーライターとして活動する。2003年、札幌で自立生活を送る重度身体障害者とボランティアを描いた『こんな夜更けにバナナかよ』で第25回講談社ノンフィクション賞、第35回大宅壮一ノンフィクション賞受賞。2012年、二冊目の著書『北の無人駅から』で第16回林白言文学賞、第12回石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞、第34回サントリー学芸賞受賞。」
著作の数だけはけっこうあるが無冠のぼくから見ると、輝かしい経歴に見えるが、それでも札幌でフリーの生活は厳しいという。そうかもしれない。だからといって、簡単に東京へ出てきたら、とも言えない状況だ。
午後、車で家内と買い物に出て、帰り、家まで歩く。冬の玉川上水をさまざまな思いにとらわれながら歩く。帰って、明日のライブのため、ぴっぽさんのオリジナル曲のギターを練習する。うまく弾けるかしらん。ぼくのギターは高校時代のレベルのまま向上していない。誰かと組んで演奏したこともないし、誰かのバックで弾くこともない。ほんとうに、一人でいじって楽しんできた。明日はコクテイルのナイロン弦のギターを借ります。
ちょっと緊張の糸が切れたか、月曜返しのゲラを二本、返し忘れ、連絡をもらい、あわてて対応する。「東京新聞」の「今年の三冊」の原稿を書いて送付。今年は、振り返ると、いい本がたくさん出たという印象がある。
部屋を片付けていたら、しばらく見つからなかったメガネが出てきた。ポケミスのP・D・ジェイムズ『秘密』なども出てきて、へえ、こんなの買ってたんだ(見ると33ページまで読んでる)。あと、なにが出てくるやら、楽しみ。