しかし、寒いねえ。
岡崎武志の「ただいま読書中」 第24回「小野十三郎という男」を送付。続いて「エコノミスト」。「毒婦」をテーマに三冊取り上げ、これも送付。「黒い家」は映画化されていて、ネットで検索したら、画像は悪いが、まるまる一本見られるサイトがあり、ひさしぶりに見る。いやあ、これは怖いわ。大竹しのぶが怪演というより、ほとんど珍演。保険金目当てに息子を殺し、夫(西村雅彦)の指まで切らせる毒婦役なのだが、次第にエスカレートし、保険会社が「しかし、ここまでやるかねえ」と言った後、両腕を失った西村雅彦がベッドで虚ろになっているシーンがある。笑うところではないが、笑ってしまった。原作は京都だが、映画では金沢に移されている。
日刊ゲンダイ」掲載紙とどく。ぼくの連載「岡崎堂書店 今週の一冊」の片側に「本屋はワンダーランドだ!」という書店紹介の記事があり、知り合いの古書店が紹介されること多く、愛読しているが、今回は「古書現世」の向井くん登場。同じ日付の別ページ「あの人はいまこうしている」では大塚まさじ登場。そうか、12月1日に下北「ラカーニャ」に出演していたのか。え、2日は国立「はっぽん」。なんだ、行けばよかったな。
午後、用事で国立へ。100均でクリアラッピングシートの20枚入りが入荷していて、3本買う。これで本のカバーを巻くのだ。ごそごそしていると「ビブリオ」十松くんに声をかけられ、おやおや、お茶でもするかと「タリーズ」へ。国立かいわい情報交換。何の話からそうなったか、「ビブリオ」の裏庭に神社をたてようと力説。「古本神社」にしていくれ、と。十松くん、困っていた。ぼく、本気ですが。
パーッと行きたいときは、やはりこの人。植木等だ。「紅白歌合戦」が似合うベスト10に入るな。