okatake2011-01-25

光文社新書メルマガに、「蔵書の苦しみ」4がアップされています。本棚を持ったときから書斎の堕落が始まる、なんて我ながらよく言うよと思いますが、これを引き継いで、次回、本棚を持たなかった男、退屈男くん取材の話を書くつもり。
http://www.kobunsha.com/special/sinsyo/member/serial/
昨夜、ひさしぶりにゲオへ行ったら、旧作100円が140円になっていたが、そのかわり大島渚吉田喜重などがたくさん並んでいた。「旅の重さ」(1972 /斎藤耕一)があったので「隣りの八重ちゃん」と一緒に借りる。「旅の重さ」は、素九鬼子の原作。高橋洋子デビュー作。南四国の田園風景などロケもたっぷり。いい感じに仕上っています。音楽はよしだたくろう秋吉久美子にとっても映画デビュー作で、小説好きの少女で自殺してしまう役。本がよく似合う女の子で、鮮烈な印象が当時、残ったものだ。
http://www.woopie.jp/video/watch/bbd843ed69e54e32