あれこれ移動

okatake2011-01-15

起きた時、昨日の酒がちょっと残っていた。調子に乗って日本酒を飲み過ぎたせいか。
昨日は愛書会経由のサンデー毎日。愛書会では、69年と70年の「平凡パンチ デラックス」を買う。もう、なるべく雑誌は買わないようにしているのだが、こんなにかっこいいんだから仕方ない。値札に「切抜きがあるかもしれまんせん」と両方とも鉛筆書き。たしかに、ヌード折り込みグラビアが切られた跡が。コミガレで新著と文庫一冊ずつ。
今日はなにがなんでもと、「ギンレイ」で「ミレニアム2」を見る。期待が高いのか、ほぼ満席。スウェーデン発の大ベストセラーミステリの映画化。来週は「3」が引き続き上映される。「ミレニアム」記者のミカエルと、酷い過去を持つ天才ハッカー・リスベットの物語。今回は、最後の最後まで二人は顔を合わさない。無実の罪をきせられたリスベットを救うため、ミカエルが警察の圧力をかいくぐり活躍する。大掛かりな少女売春を特集記事にしようとして、仲間が殺される。無痛の金髪大男が登場、リスベットの過去があらわになるとき、復讐劇が始まる。北欧の陰鬱な空気、スピーディーな展開、迫力ある格闘シーンと集中して見ることができた。よし、来週は「3」を見る。
阿佐ヶ谷へ移動し、「千章堂」へ立寄り、室生犀星あにいもうと/詩人の別れ』講談社文芸文庫が300円だったので買う。表カバーの見返しに値段が書き込まれ、レジで消しゴムで消されるのは先代からのやり方。
このあと「だいこん屋」で栞会幹部(?)による新年会。ぼくがいちばんくつろぐメンバーが集まる。とくに気を遣うこともなく、無理して喋る必要もない。自分をことさらよく見せようとする気持ちもない。靴下を脱いで、一緒に飲めるメンバーだ。だから、くつろぎすぎて、少々飲み過ぎるのと、あとで何を喋ったかほとんど覚えていないのは難点。この夜は、一度でも会った女子は要するにみんな北條くんのことが好き、ということだけわかった。男前で知的で優しいのだから当然だ。有志で西荻に流れ、久住卓也くんの「てぬぐい展」が開かれているバー「ソゥヤー・バー」へ。澄ちゃんもここで待機。卓ちゃんともひさしぶり。『古本屋台』がなんとか本にならないか、と話をする。卓ちゃん、鈴木翁二の「まばたきブック」みたいにならないかと考えている由。
車中ではディック・フランシスの最後の長編『矜持』を読む。あっというまに半分、読んだ。
来生たかおの「WITH」を聞きます。これ、名曲なんだ。目をつぶって聞いたほうがいいかも。