午前に「あった、あった。」原稿、『オレたちひょうきん族』を。けっこう1000円以上の古書価がついている。たしかに、そんなには見ない本。
ビッグイシュー」は、さっそく『大阪呑気大事典』宝島社文庫を取り上げて書く。「これだけおもしろい本はめったにない」と激賞しておく。解説は坪内祐三さん。
昼飯くいがてら、東大和「ブ」へ。本、古本に関する本が、同じ客からの買い取りだろう、目について、珍しく単行本を買い込む。共同通信社から書評依頼あり。週刊現代時事通信とこのところ、書評依頼が相次ぎありがたい。暗い道に、ポッと灯がついたような感じで、少しずつだが前を行く。心細い職業である。
今年の春から、信濃毎日新聞の書評委員を務めることになった。任期は二年。一年に一度、書評委員の顔合わせとして、長野で委員会があるようだ。楽しみ。四月より一カ月に一本、同紙に書評を書いていくことになる。斎藤美奈子さん、渡邊十絲子さんなどがすでに委員を務めている。