オートバイ少女

okatake2011-01-18

平穏な日々。教育誌の連載、もう最終回を書いたつもりが、まだ一回のこっていた。あわてて「となりのトトロ」について書く。ネタ帳があって、即座に対応できるようにしているのだ。これで、また長期の仕事が一つ終わった。
午後、国立散歩。かわりばえのしないコースだが、郵便局で50円と80円の切手シートを一枚ずつ買い(どちらも記念切手のいいのがなかった)、くにたち「ブ」で文庫数冊と、マンガの棚で鈴木翁二『オートバイ少女』(筑摩書房)を105円で。読むと、けっこう改稿してある。「酔いの客人」は「酔いの客人の夜の唄」と題名も変わり、新宿の裏町で大学生にヤキを入れられるシーンのセリフが「おまえ○○(校名)をコケにするのか」とあるが、たしか前のバージョンでは「国士」と校名が入っていた。しかし、翁二はいい。
60年代末から70年初頭の大阪のジャズ喫茶のことを知るために中山康樹『リッスン』を読む。著者とは5歳ぐらいしか違わない大阪人なのだが、音楽体験、街体験がずいぶん違う。大人だ。
同じなのは、すべてがマイルスから始まったことだ。