うそ、ちょっと外出も

okatake2011-01-23

終日、家に籠る。うそ、ちょっと外出もした。
このところ、苦労して読み続けていた津島佑子の新作長編『葦舟、飛んだ』(毎日新聞社)をさきほど、ようやく読了。ディック・フランシスを読むようにはいかない。手こずりました。さて、これをどう書評(「週刊現代」)に仕立てるか。締め切りが今日だから、ぐずぐず迷っているヒマはないのだが。毎回、何とかしているのだから、何とかなると思うしかない。
書肆紅屋さんが、夏葉社の快進撃と佐藤泰志ルネッサンスについて伝えている。
http://d.hatena.ne.jp/beniya/
『移動動物園』(小学館文庫)の解説は、ぼくが書きます。うれしい仕事です。
講談社文芸文庫の解説目録を手に入れましたが、2010年1月版。これが今のところ、最新か。パラパラ書目を見てるだけで楽しい。やっぱり、これは、ちょっとしたもんですねえ。この時点で900数十点出され、現在流通するのはその半分くらいか。「sumus文庫」で全刊行書目目録を含む講談社文芸文庫特集をやりたくなります。
なんとか、週刊現代書評を仕上げ送付。あれ、それでも1時間ちょっとで書いたな。メモがあるからね。さて、アン様でも聴きながら、I.Wハーパーでも飲むか。
今日、国立「ブ」で買うまで、名作『大阪呑気大事典』が文庫化(宝島社)されているとは知らなんだ。「大阪」を、ただ一点タイムカプセルに入れるとしたらこれでしょう。