2007-01-01から1年間の記事一覧

なんだ、半田健人って!

マイミクのbuKuさんの日誌に指示してあったアドレスから飛んで、You Tubeにぶつかり、目を回した。音楽のジャンルで、吉田拓郎を引いたら、まあ出てくるわ、出てくるわ。新六文銭のたった一回の再結成とか、ライブ73のときの神田共立講堂でのライ…

ミクシィで

えー、じつは開店休業状態だった「ミクシィ」を利用して、書き下ろしの下書き連載を書き始めました。学研新書で来年出る予定の、昭和30年、40年のサブカルチャー史を、あくまでぼくの体を通ったものだけ、拾って時系列で叙述するという試みで、これまで…

人が心に思うことは誰にも止められないもの

12日月曜は、昼前、浅草橋へ。ガード下の喫茶店で、サンデー毎日著者インタビュー、『J・C・オカザワの古き良き東京を食べる』。日曜に本が届いて、月曜日に取材、その日のうちに原稿を書くという離れ業。本は、辛口グルメガイド、といったところだが、…

つねにイエスマン

一日仕事。月2度の、集中を要するヘビィな原稿をなんとか午前中にあげる。昼はカレーうどんとたこ焼きという大阪的な食で済ませ、「ビッグイシュー」は上原隆さん『雨にぬれても』(幻冬舎アウトロー文庫)を取り上げる。上原さんには会ったばかりなので、…

ちゃんと読書、してくれ

昨日の晩、BSで「いつか読書する日」(で、よかったかな)、田中裕子主演の映画を見た。もちろん「読書」ってところがポイント。舞台は長崎。田中裕子は50歳で、ずっと独身。男っけはない。朝、牛乳配達、昼間はスーパーで働いている。楽しみはベッドで…

とんでもない本になりそう

11時水道橋。御茶ノ水から歩く。青弓社の矢野さんに面会。「すむーす」連載の「おおさかお笑い図書館」を本にしよう、と声をかけてくださって、もう何年たつか。その後、書き継ぐことができず宙に浮いたままだった。それが、晶文社から出る本に、どうして…

心はぬくい

秋の日はつるべ落とし 小さくしぼむ帰り道 指がかじかむ 大きく揺れる町に投げキス 月の光見守るなか 心はぬくい 気まぐれな東風 やっとキミと話せそう 波一つたたぬ心にお前一人浮かばせて 漂い続ける (「つるべ糸」鈴木晶子)名盤、小坂忠「ほうろう」を…

実景登場小説とは?

「産經新聞」書評。赤瀬川原平『戦後腹べこ時代のシャッター音』岩波書店を書く。これはいい本だった。 『汽車』を取り上げた章。「汽車というのは人間が造った機械作品の中で、最高傑作だと思う」「逞しいエネルギーの象徴だった」「だからこの本のページを…

田端へ

2日は西荻で、「おに吉」次号の打ち合わせ。興居島屋、音羽館、上々堂、ささま、バサラ各店店長とぼくが準備委員会をつくる。次号では「三鷹」までエリアを広げること。ページ数拡大が決まる。そのあとすぐ根津へ、上原隆さんを取材。会社を辞められ、フリ…

11月に入った

なんか、いろんなこと、行き詰まっとるなあ、という今日この頃です。 10月31日はサンデー毎日。神保町「古本まつり」を覗く。ワゴンで2冊、コミガレで6冊。『森敦のおかっぱ愛情学』21世紀ブックスは、ラジオの悩み相談を活字化。かなりの珍品。ちょ…

お山ぁ、リタイア

美しい二人の夢見る約束 青空を探しに行くんだよ あの街へ 春の陽は久し振りと 涙ぐむ君を寄せ ちぎれ雲数えてみる 恥ずかし (「夢見る約束」細野晴臣) 担当編集者の方は、以下は目をつぶって、飛ばしてください。来週予定されている山行きのトレーニング…

帰ってきました

ええ、関西から帰ってきました。28日イベントのため、27日(土)、先乗りで新幹線に乗り大阪へ。ぎりぎりまで仕事。早く着けば、大阪古書会館の古書展にまにあったのだが。まだ拝んだこともないのだ。とりあえず、天三へ。天牛書店と矢野書店はとにかく…

明日から大阪、日記は休み

雨。ずっと家にいる。教員養成セミナーという雑誌の連載「よろず古書店」28回目を書く。昭和5年に出た『ベビー・ゴルフ』という本を紹介。この年、パターゴルフみたいなミニゴルフがはやる。娘が本を見て『フルゴービベ』と読む。それは逆から読むんや、…

いまだにちょっと不思議な感じ

朝、TBS終え、帰宅。昼まで寝る。今週日曜、「噂の東京マガジン」を見て、その森本さんが、目の前にいるのが、もう4年にもなるのに、いまだちょっと不思議な感じがする。この感じは、しかし大事にしておこう。 起きて、書肆アクセス本の「まえがき」を、…

「彷書月刊」表紙の女性は?

あれ、あれ、あれっ、もう10月も残り少ないやんか。今週末というより来週始めというのか、日曜日、大阪でJPICの講演。それまでにやっとかないと。深夜、TBS放送原稿を送る。村上春樹にしちゃったよ。派手な本をやっとかないと、次に地味な本を出し…

山へはとても行けなんだ

山へはとても行けなんだ。「野球小僧」の原稿、ロバート・B・パーカー『失投』の原稿を遅くまで書いていた。 書評用、村上春樹『走ることについて語るときに僕の語ること』途中まで。ところどころ、ハッとするところもあるが、やっぱり走る話だけだとあきる…

みんな怒ってる

ポプラ社より大島真寿美『やがて目覚めない朝が来る』、上原隆さんより『胸の中にて鳴る音あり』文藝春秋をいただく。上原さん、同時に会社を辞め、フリーとなった通知も届く。新刊は「文学界」に連載された、上原さんのライフワークと言える人物ルポ。スケ…

本の散歩展戦利品

昨日、五反田「本の散歩展」で買った本を書いておきます。 永井龍男『明日はどっちだ』筑摩の新書100円。これはめずらしや、永井龍男のミステリ。植草甚一読本、足立巻一『日が暮れてから道は始まる』、石田千『踏切趣味』、谷川俊太郎『の33の質問』出…

風の歌を聞け

雨です。五反田へ行ってきました。前回、1冊しか買えなかったが、今日は21冊買いました。某店、200円という値段が信じられないような本がたくさん出ていて、7冊ほど買って家に帰ってみたら、ぜんぶ赤線青線が引いてあった。まいったなあ。もちろん、…

あれやこれやで荷物も重く

最近、夜は沈没しているので、まるっきり何もやる気になれない。昨日はどうだったか。教育雑誌のコラムを一本書いて、神保町。東京堂で『古本病のかかり方』30冊にサイン、イラストを入れる。しかしイラストネタ帳を忘れ、苦労する。和田誠の文庫を持って…

コクテイルの夜

昨日、教育雑誌のコラム、蟲文庫さんの『苔とあるく』について書く。午後、月一度の検診。担当医のI先生と雑談。先生の高校時代の友人のこと。女性で哲学をやっていて、パリへ渡ったが、その後どうしているか心配、とのこと。ちょうど高校の同窓会が近づい…

田中美穂さん『苔とあるく』出ました

お待たせ! ついに倉敷「蟲文庫」田中美穂さんの『苔とあるく』(WAVE出版)が出ました。著者、写真、イラスト(われらが浅生ハルミンさん)、それに編集者がみごとなアンサンブルを奏でている。弦楽四重奏のような本ですね。探索、観察、研究、採集、整理…

和田誠のトレーナー

昨日、毎日「あった、あった。」は奈良林祥『HOW TO SEX』を取り上げ送る。400字だからなあ、難しい。 午後、高円寺即売会を経由して神保町へ。即売会は最終日の終わり一時間の勝負。土間?一で『アサヒカメラ年鑑1957年』200円。これは僕の生まれ…

秋の一日、千駄木で

昨日、秋の一箱古本市、家族で参戦し、無事終わる。家内が壊れた古いボストンバッグを持っていて、それを一箱とする。出店先は、アートスペース・ゲント。朝、うちが一番乗りであった。一番端に場所とりをする。隣がAZTECA BOOKSさん。ここがビジュアル…

明日、一箱古本市

月に2回の、集中力を要する、長い原稿、昨夜完成できず沈没。今朝、早起きしてなんとか送付。やれやれ。 午後外出。夕方から市ヶ谷の私学会館で、全国私立大学の学長や職員を前に講演。これは緊張した。15名ぐらいだが、若い人から老年まで、スーツ姿でこ…

古本病のかかり方 店頭に

TBS、角田光代さん『予定日はジミー・ペイジ』を紹介。局宛てに、高校時代の友人からメールが届いていた。女性だったので、スタッフから冷やかされる。同窓会も近づいているが、この年になって、小学校時代の三宅といい、高校時代の藤田といい、思いがけない…

晩秋の山へ

昨日、吉祥寺。ルノアールでクレインの文さんと会う。初対面。できあがったばかりの『佐藤泰志作品集』を受け取る。『海炭市叙景』を含む、佐藤の代表作、単行本未収録作品などを収録。2段組み700ページ近い大冊。それが3300円+税とは安い。文さん…

佐藤ちゃん、さんきゅう

今日は雨。昨夜おそく、CSで長谷川和彦「青春の殺人者」を見る。3度目ぐらいか。やっぱりすばらしかった。京都「京一会館」で初めて見たときは衝撃を受けた。ゴダイゴの美しい音楽も印象に残り、すぐLPを買いに行ったのでした。 「彷書月刊」連載、締め切り…

パソコン、少し前進

デスクの上を占領していた大型テレビ(ブラウン管)を、ラックに移動し、空いたデスクにパソコン周りの環境を調える。ジョイフルホンダという大型量販店で、昨日買ってきた組み立て式ラックを組み立てていると、筋交いの棒がサイズと違うことに気づく。これ…

バカまるだし

パソコン、押しても引いても、前のように扱えず苦闘が続く。 あの優しかったお母さんの背中におんぶされたい、というのは前の使い慣れたパソコンのことで、いまは新しく来たまま母に意地悪ばかりされて、押し入れでしくしく泣いている子供の気分。 ウィジェ…