明日から大阪、日記は休み

okatake2007-10-26

雨。ずっと家にいる。教員養成セミナーという雑誌の連載「よろず古書店」28回目を書く。昭和5年に出た『ベビー・ゴルフ』という本を紹介。この年、パターゴルフみたいなミニゴルフがはやる。娘が本を見て『フルゴービベ』と読む。それは逆から読むんや、と教育する。教育パパなり。
半日がかりで、スクラップブックから、膨大な書評のうち、演芸、古本、映画などに関するものを自宅のポータブルコピー機でコピーする。えらく時間がかかった。晶文社本に入れるため。なかに挟み込んだ雑誌のカラーページが出てきて、それは超有名男優の文章となっているが、じつはぼくがゴーストで書いたもの。これ、12月のコクテイル・ライブで披露しよう。いろんなことやってるのよな。
明日からの大阪行きの準備も少し。あれこれ、いっぱい、いっぱいになってきた。
川本三郎さんから『ミステリと東京』(平凡社)、白水社からエマニュエル・ボーヴ『あるかなしかの町』、本の街・神保町を元気にする会から『神保町が好きだ!』が届く。最後のは、無料配布される、神保町アンケート集なり。井上ひさしから間寛平まで、バラエティにとんだ人選。ぼくも答えてます。一昨日、毎日新聞社のビジュアル編集室で、「神保町ガイド」の編集者と喋っていて「荷風」の神保町特集の話になり、ぼくが「あれにも書いてるんです」と告白。「ええっ、ひょっとして『東京人』も」と言われ、微かにうなずく。そうだ、「東京人」も神保町特集をやるんだ。これにもちらっと出てます。ほんと、節操も義理もない奴だなあ。
夕食後、家族で東大和の「ブ」と「いとう」。やっぱり、探している人生相談本はない。すっかり疲れてしまった。DVD「未知との遭遇」のデラックス・コレクターズ・エディション版と、アントニオーニ「さすらいの二人」を買う。
明日、早めに家を出て行って、大阪探訪しようと思ったが、そんなふうにもいきそうにないなあ。