佐藤ちゃん、さんきゅう

今日は雨。昨夜おそく、CSで長谷川和彦青春の殺人者」を見る。3度目ぐらいか。やっぱりすばらしかった。京都「京一会館」で初めて見たときは衝撃を受けた。ゴダイゴの美しい音楽も印象に残り、すぐLPを買いに行ったのでした。
彷書月刊」連載、締め切りからずいぶん遅れ、やっと送稿。パソコンにも徐々になれてきた。工作舍の佐藤ちゃんのおかげで、わずらわしい、画面の表示も消えて快適。佐藤ちゃん、さんきゅう。しかし、山本みたいに、いつブログに、写真を取り込めるまでになるだろうか。
八木福次郎さんから『古本蘊蓄』平凡社が届く。「日本古書通信」連載のコラムを選んで収録。無学なぼくには、ありがたい古本話がたくさん。一冊ウン万円する「手帖文庫」は昭和21年、地平社から。「でたのがインフレの時代だったので、短い期間に定価は五円から十五円、二十五円と大幅な値上がりをしている。発売元が鉄道弘済会となっているから、駅の売店、今のキヨスクで売られていることが多かったらしい」と、初耳のおもしろい話ばかり。
蟲文庫さんの苔の本もいよいよ店頭に並ぶようですね。