パソコン、少し前進

デスクの上を占領していた大型テレビ(ブラウン管)を、ラックに移動し、空いたデスクにパソコン周りの環境を調える。ジョイフルホンダという大型量販店で、昨日買ってきた組み立て式ラックを組み立てていると、筋交いの棒がサイズと違うことに気づく。これは、しかし、店員が手渡したものなり。いいかげんな奴だ。また、ジョイフルホンダへ筋交いだけ換えにいく。帰宅して組み立て、ようやくデスクまわりがすっきりする。
昼過ぎ、高校の友人白石から電話。出ると大宮にいるという。息子さんが就職して、こっちへ出てきているのだ。そこを訪ねて、帰りにうちへよりたいという。夜、夫妻で来宅。聞くと、朝3時に大阪を車で出て、また今夜、大阪まで運転して戻るという。なんというパワーか。近づく同窓会の話など。前の同窓会から20年を経て、宛先不明でずいぶん通知のはがきが返ってきたという。
パソコン、じれったいのは変わりないが、初めて原稿を書いて送る。毎日「あった、あった。」は三田誠広『僕って何』。じつは読むのは初めてなり。評価は措いて、これは昭和の『三四郎』なり。装丁が山藤章二。布表紙のうえに、イラストを印刷した透明なカバー。布表紙の芥川賞作品はこのあたりまでか。
先日、高円寺即売会2日目で買った本。マンガが安く出ていて、魚雷くんがいれば、たちまち転売で小遣いが稼げそうなライン。石森章太郎『ファンタジーワールド ジュン』朝日ソノラマは大型本で300円。奇想天外社の吾妻ひでお作品集が4冊で500円。これはどうなんだろう、魚雷くんに聞いてみよう。手塚治虫虫プロから出した『まんが専科』が300円。そのほか、河出が出したヘミングウェイ『蝶々と戦車』、あのビニールカバーの、が200円ほか、ちょこちょこっと買う。一番の買い物は、誠文堂十銭文庫、菱刈実雄『ユーモア性典』が700円。その晩、晩飯食いがてら家族でひさしぶりに青梅「ブ」。E・Mフォースター『アレクサンドリア晶文社ほか、ちょこちょこっと。マンガでは、105円で買うと決めて、その後続が見つからなかった『奈保子』の25から32まで一挙に獲得。まだ、この先、あるんだよな。
今週、イベント含め、また忙しくなる。学習院の講座は中止。申し込んだ人には申し訳ないが、ほっとしている。準備と当日の負担を考えると、どう考えてもペイしないのだ。それに、初日、一箱と重なっていたから。当日、歩くコースの地図と、レジュメを作ったのが無駄になったが、それでも、今回は、悪いが、ほっとした。