2010-01-01から1年間の記事一覧

原稿と格闘

うすら寒い朝だ。 数日、原稿と格闘。「古書通信」連載第一回をなんとか書き上げ月曜に送付。タイトルは「昨日も今日も 古本さんぽ」にした。タイトルのデザインは尾崎澄子さんに依頼。それがずっと使われる。「彷書月刊」で書いていたのと同じなのだが、媒…

わめぞの女大将、武藤良子さんがブログで、セツ・モードセミナー入学から、現在に至るまでの道のりを、ステキな文章で綴っている。 http://d.hatena.ne.jp/mr1016/ イラストレーターの土橋とし子さんも、誰だったか先輩に「じぶん、ほんまに絵が好きなんやな…

自分を持て余して

深夜2時ぐらいに、石原くん、北條くんなど「栞会」メンバーと飲みに行く夢を見る。中央線、西荻から阿佐ヶ谷くらいの距離でバスに乗る。そんな時間にバスが走っているのは変だが、夢だから仕方ない。目指すは北條くんがよく行く、ひらがな三文字の店だが、…

今日は、午後からTBSへ。ラジオの特番で「読書」「古本」について、喋ってくる。録音なので、一時間ものなのだが、二時間ぐらい喋ったか。帰りはタクシーを出してもらって帰宅。ちょっと疲れました。お相手はTBSアナの山田愛里さんは、既婚だが、非常に…

蒲田から、ポプラ社「百年文庫」

昨日は銀座の高級理容店「米倉」本店の店主で社長を取材。総合調髪が1万8千円という、椅子に座ることさえビビる理容店だ。早く着いて「サンマルク」で時間調整したが、銀座店は100円ぐらい高い。この珈琲100円差を高いと思う者は「米倉」の椅子には…

さあ、今日は仕事だ

土日と外出で遊んでしまったので、今日はたいへんです。がんばって仕事をします。3つ原稿を書いて、明日の取材の準備。 なんだ、土曜日、晴れちゃったのか。それでもこの日に「一箱」が延期されていたら、「西荻ブックマーク」の務めは果たせなかった。 高…

秋雨の一箱古本市

昨日、秋も一箱古本市、朝から雨だったが7時に雨天決行のゴーサイン。こりゃ、売れんわと覚悟を決め、リュックに詰めるだけ詰めて、西海洞さんからいただいた古い「寅さん」バッグを持って出撃。電車はずっと混んで立ちっぱなし。千駄木までたどり着いたら…

古本屋ツアー・イン・ジャパンついに!

昨日、書き忘れたが、「音羽館」でもらったミニコミ「こ・ら・ぼん」4が「高円寺全古書店巡り」特集で、ガイド役がweb「歩行」の千三屋さんと、いまや古本ファン必読のサイト「古本屋ツアー・イン・ジャパン」の小山力也さん。あの古ツアさんが、名前も顔(…

水曜日は高尾山。満員ラッシュのバスはすべて老人ハイカー。途中、病院で下りる病人たちが下車に苦労する一幕も。日影で下車。日影沢林道を小仏城山まで。このコースはハイカーも少なく、ずっとゆるやかに上っていくので楽なのだ。城山の茶屋でなめこ汁、ワ…

告知あれこれ

いまから栞会の分会、ハイキング同好会で高尾山へ上ってきます。天気は上々、山日和だぜ。バッグにワインを一本忍ばせていきます。週末は、ごぞんじ秋も一箱古本市が谷根千で開かれます。ぼくは「往来堂」前に出店です。こんどの日曜日は「西荻ブックマーク…

届いた本から

今日は届いた本から。まずは「彷書月刊」最終号。連載陣の最終回、総目次後編、読者からの便り、それに巻末の目録も充実の200ページ近い大冊。表紙のブルーが目にしみる。 小学館文庫、佐藤泰志『海炭市叙景』も届く。12月上旬、映画公開にあわせた、佐藤…

ひさびさの、秋の古本講座です。3回、定員20名。豊島区の事業で、場所は雑司が谷地域文化創造館。いつも「みちくさ市」をやっている商店街のすぐ近く。 古本で昭和を再訪、というテーマでやります。くわしくは以下の雑司ヶ谷のところをごらんください。区内…

善行堂では『昔日の客』が55冊も予約注文(お買い上げ)があったそうで、すごいもんです。版元で注文できるのに、善行堂で買いたいという客がいる。つまり、店主の山本を喜ばせたいとお客さんが思っているわけで、これは理想的な店のあり方ではないだろう…

午後、国立まで散歩。古本屋巡り。谷川で、いわずと知れた仕入帳の洗礼を受け、レジ傍らに入荷したばかりの植草甚一スクラップブック10数冊を「いくらつけたらいい?」と聞かれる。月報はあるけど、帯がないので、「500円から800円ぐらい」と答えて…

ちょっと長いな

今日はとりあえず早稲田穴八幡「青空古本市」だ。いくつか探求書があり、心がはずむせいか、階段下の文庫を並べた台で、気がついたらけっこう大きな声で歌をうたっていた。それが森山加代子の「白い蝶のサンバ」だ。先日のオールナイトニッポンで、坂崎と拓…

池内淳子さんが亡くなった。ぼくは、10数年前にインタビューしている。新橋演舞場の楽屋にお邪魔して話をうかがった。ぼくは、川島雄三「花影」(大岡昇平原作)が好きで、その話を持ち出したのだが、ずっと「はなかげ」と読んでいたのを「かえい」ですよ、…

福岡で、この秋、ちょっと変わった古本市

長崎行でお世話になった西海洞さんから、こんなメールが届きました。いっぷう変わった「ふるほん市」がこの秋、開かれるそうです。「会場に、2t車で、古い木の本棚や、蓄音機、電気スタンド、真空管ラヂオなどを持ち込みまして、クラシカルスペースを設置、…

『昔日の客』が届きました。

夏葉社から関口良雄『昔日の客』をいただきました。なんともたたずまいのいい、なでさすりたいような本です。さっそく、珈琲を煎れて、リビングのソファに寝転んで読み始めたら、最後まで読んじゃった。いい秋の午後の時間でした。こんなにのんびりして生き…

西荻の夜

雨か。昨晩はちょっと飲み過ぎた。 高円寺即売会二日目で十冊ぐらい買う。ケルテスの初期写真集(洋書)が小ぶりので写真も小さいが好ましく500円。これがいちばん高い。あとはすべて300円以下。珍しく「図書」1970年12月号を買ったのは、岩波少…

あぶないなあ

とうとうその日が来てしまった。さいきん、ポカが多いのだが、やってしまった。 金曜、五反田で買った本を宅急便で送ってもらったのだが、今日になって開けてみると、どうも二、三、買ったはずの本がない。それは下のガレージ均一で追加で買った本だった、と…

秋の一日

朝、五反田。持っていった傘はけっきょくムダに。あれこれ買い込んでいると、月の輪さんが、目録に載せたすむーす別冊、魚雷くんのはすぐ売れたんだけど、岡崎さんの詩集が残ってる、と言われ、責任を感じて、サインを入れますよと二階へ上がり、奥の帳場で…

秋も一箱古本市

「朝日」に内澤さんが出てましたね。今朝はTBS。スタジオの控え室に着いて、初めて今日が休日ときづく。いつも控え室のテーブルに、各紙朝刊が積んであるが、どれも一面を飾るのは、昨夜の中秋の名月の写真。スカイツリーと組み合わせたのが複数あったが…

満月 ですな

TBS放送原稿を送付。 今日は、お陽さんがカーッと照りつけ、真夏に戻ったよう。国立周辺、本屋巡り。「ビッグイシュー」で長嶋有『夕子ちゃんの近道』講談社文庫を取り上げることにし、メモを取りながら再読。文庫版の栞がいかしている。しかし、ほとんど…

街で岸部一徳に会うと

今日は仕事。共同通信、『宮澤賢治と幻の恋人』書評を送る。午前中にもう一本。「あった、あった。」は、ダイアナ妃結婚の年に出た本「王室の花嫁』について。 中尾さんから「バイキング」最新号が届く。なかに手紙が入っていて、「CABIN12」の漱石「門」に…

今日は買うばっかり

昨日、みちくさで売るばっかりだったので、今日、午後、荻窪から西荻へ。古本さんぽ。 「ささま」では、吉見俊哉ほか『メディアとしての電話』弘文堂を525円で店内で買った以外は、みんな均一。 西荻「音羽館」店頭に、豆ちゃん遊仙くんがいた。勝手に均…

落語そしてみちくさ

昨日は、上々堂に精算と補充。岡崎武志堂の場所が帳場横から少し入口側に移って、目の高さになって見やすくなった。これからもごひいきに。 国立まで戻って、嵐山光三郎プロデュース「立川志らく」の会を、せきやビル7Fで。坂崎さん、テレコムスタッフの岡…

古本も古本屋もステキ

今月末出る「彷書月刊」がいよいよ最終号となる。さいきん、「彷書月刊」のバックナンバーをよく読み返す。今年一月号「二〇一〇年からの古本屋」巻頭には、「2010年古書の世界を語る」と題した座談会がある。田村さんの司会、屋号でいえば龍生さん、東…

個性とは心の癖らしい

サンデー毎日の帰り、「ギンレイ」で「シャーロック・ホームズ」をおもしろく観てきました。身なりが汚く、好戦的なホームズというのがおもしろい。続編も準備中とか。どんな映画かは以下参照。 http://wwws.warnerbros.co.jp/sherlock/ 19世紀末のロンド…

どうにかこうにか

今日は、雨に閉じ込められ、ほんとうに家にいた。「潮」書評、鎌田實対談集を送り、ボケてて、送ったつもりでいた「ビッグイシュー」は、あわてて笠智衆『小津安二郎先生の思い出』朝日文庫について書く。昼はソーメンをゆで、六カ月点検でクルマがないので…

夜明け方、また変な時間に目覚めたら、寒い。なにもかけないで寝て、夏を過ごしたら、ちょっと今朝は寒かった。新聞よみ、朝飯たべ、二度寝。 今日はいちにち家にいて、雑用。来月から締め切りがある「古書通信」連載で、せっかくだから、これまでとは少し違…