夜明け方、また変な時間に目覚めたら、寒い。なにもかけないで寝て、夏を過ごしたら、ちょっと今朝は寒かった。新聞よみ、朝飯たべ、二度寝
今日はいちにち家にいて、雑用。来月から締め切りがある「古書通信」連載で、せっかくだから、これまでとは少し違った趣向で古本屋案内をしたいと思う。
まずは、都内にある温泉の銭湯と古本屋を抱き合わせてサンポするコースを作る。これがけっこうあるのだ。たちまちいくつかできた。ユニオン文庫『おでかけアクセス ご近所温泉・スーパー銭湯編』と、グーグルマップを駆使して、コースを作る。
池尻大橋に「大江戸東山温泉」というのも知らなかったし、武蔵小山にも「清水湯」という温泉銭湯がある。もちろん「蒲田」にはありますよ。桜上水の「月見湯温泉」というのも知らなかった。
この秋、銭湯セットを持って、東京歩きをしようと思う。
川本三郎『小説家たちの休日』読了。一章、4ページの分量に、その作家についての文献を相当数読込んで、うまく案配しながら刈り込んで流し込んでいる。そのお手並みは、引用の魔術師、川本さんらしい。映画化された作品への言及、それに荷風の影響が、第三の新人ぐらいまで、相当大きいことがわかる。好きなエピソードもたくさん出てきた。ただ、作家の写真が一人の場合はいいが、複数で写ってる場合、まあぼくのような文学オタクにはわかるが、若い読者には、どっちが、あるいはこのなかの誰が、取り上げられた作家か、わからないのではないか、と思った。名前の横にカッコでくくって右とか左と入れるだけでいいんだが。
こどものとも0.1.2」の折り込みフロクに、絵本について書く、その選書が今日まで。とりあえず、「たくさんのふしぎ」傑作集から選ぶと決めて、これがけっこう迷った。まず、傑作集に収録されていて、いまでも流通している、となると限られる。星野道夫の「アラスカたんけん記」に決めた。
「五反田遊古会」目録がとどく。9月24・25日開催。これが楽しみ。月の輪書林が「ARE」「SUMUS」を出品しているが、「ARE」の洲之内特集号がなんと1万円。創刊号と「喫茶店の時代」特集号が5千円。スムース文庫の、ぼくの詩集『風来坊』も3千円。うーん。
みちくさ用「ふるほんおみくじ」も作る。最後の有名人ひとことシリーズは、押尾学被告から三億円犯人、ヤワラちゃん黒柳徹子辻仁成村上春樹と豪華なり。乞うご期待!