okatake2014-11-04

昨夜、夕食後かいものがてら、家族で「ブ」へ。CD500円以下は半額セールをやっている。CD棚にしがみつくも、うーむ買えんなあ。ようやくケメ(佐藤公彦)ベスト盤を見つけ、これを250円で。みうらじゅんのジャケット。帰りの車のなかで聞くも、家族に大不評。ケメ、撃沈。250円でよかったよ。
本では、関川夏央二葉亭四迷の明治四十一年』文春文庫は、もはや見ない一冊で、買っておこう。今夜はラジオ「オトパラ!」の生出演。清澄白河に古本屋が結集、という話をするつもり。
本が見つからず、少しアルプスを成す本の山を切り崩しにかかるが、あちこちで崩落。無惨にも撤退。これは一度、本棚からあふれた本をすべて、外に出すしかないか。しかし地下から運び出すのは大変だ。 
今月号「図書」(11月号)表紙に目が釘付け。表紙見返しの宮下志朗による連載解説によれば、フランスでの日本の文学やマンガにくらべ、歴史・思想の翻訳は低調。たとえば、岩波新書は「ほとんど仏訳が存在しない」と言う。「マンガ」は立派なフランス語で、宮下は「ノルマンディの僻村で小学生たちと宮崎アニメの話」をした体験を書いている。つげ義春無能の人』にも仏訳があり、表紙はその書影だ。これ、欲しくなりますねえ。