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昨日は「ギンレイ」で「グランド・ブダペスト・ホテル」を見る。壮大なホラ話であり、映像美で見せる大人のおとぎ話でもある。レイフ・ファインズ始め、出てくる主要人物が、ほとんど主演級の俳優を使っているのも見もの。脱獄する刺青だらけの禿頭の男がよく見るとハーヴェイ・カイテル、といった具合。みんな奇怪な役を楽しんで演じている。すばらしくバカバカしくおもしろい。期間中にもう一度見るかもしれない。

「オトパラ」は介護の日特番で、ぼくは耕治人の話をする。年内、最後の出番は12月30日。ＴＢＳ「スタンバイ」レギュラー時代も、12月30日の出演があった。そういえば、漫才コンビ「麒麟」の正月特番で、国会図書館を使って撮りがあり、そこに判定役として出演するため、やはり12月30日に国会図書館まで出向いたことがある。ぼくたちの仕事は、12月は前半でけりがついているので、後半は、まあ余裕だ。
飯田橋「ブ」へちょっと寄ったら、108円文庫棚に、講談社学術文庫が３段、ほか中公文庫、ちくま文庫に大量投下された痕跡あり。もうだいぶ抜かれてしまっているが、何冊か拾う。　
夜は有楽町から西荻へ。「ささら亭」で盛林堂小野くん、古ツア小山くんと悪巧みならぬ、打ち合わせ。12月中旬ごろ、「二人古本市」をしようと計画中でほぼ決まり。またお知らせします。年末は「古本酒場コクテイル」での恒例のトリオライブもします。さあ、忙しくなってきた。