古谷三敏レモン・ハート』27巻を読んで、初めて知った話。昭和42年阪神大賞典、キーストンという名馬が、先頭をキープしながら第四コーナーで転倒、相棒の山本騎手は落馬、脳しんとうを起こす。キーストンは、皮一枚でぶらさがった足をひきずり、山本騎手を気づかい近寄り、鼻面を騎手にあわせるという名場面があった。キーストンはレース後薬殺。その映像がある。山本騎手は、これ以後騎手を辞め、調教師となった。こういう話を聞くと、ディック・フランシスが読みたくなりますねえ。