昨日、昼食後、娘と立川にできた「まんがぱーく」へ行ってみる。巨大なマンガ喫茶という感じか。大人ひとり400円払って入る。けっこう大勢、親子連れが思い思いに寝転んだり、椅子に座ったり、押し入れみたいな空間に入ったりでマンガを読んでいる。新しめのマンガが多く、たとえば、ちばてつやの棚に『1・2・3と4・5・ロク』も『はちの巣大将』も『紫電改のタカ』もない。30代ぐらいまでの客層を想定しているのか。カフェが併設され、いちにちでも居られるわけだ。ぼくは仕事があったので偵察という感じで、30分だけいた。座った椅子の真横に並んでいた『坂道のアポロン』という少女マンガを読み始めたらおもしろい。1966年、福岡の高校を舞台に、不良と優等生の転校生がジャズにハマり、友情と恋愛がそこにからむ。2巻まで流し読み、帰宅してそのことを話すと、全巻、うちにあるという。さっそく通読。アニメにもなったようですね。

午前中、ひと仕事。午後、「ビッグイシュー」。鷲田清一『大事なものは見えにくい』角川ソフィア文庫について書く。
今月号「古書通信」は、巻頭が荒川洋治さん。ほか、古ツアさんが見開きで古本屋への愛を書き、かぴばら堂さんが開業にいたる話を書き(そうだったのか)、なんだか、読むところが多いぞ。ぼくの連載は「赤羽」編であります。