受贈書の紹介を怠っていて、もうしわけないことです。
DUBOOKSさんから新宿「ベルク」副店長・迫川尚子さんの写真集『新宿ダンボール村』。「余命宣告された車椅子の実業家が、ハイジャッカーに立ち向かう!」の惹句がそそる山田正紀『復活するはわれにあり』双葉社、健筆の吉田篤弘『イッタイゼンタイ』徳間書店とんぼの本レオナルド・ダ・ヴィンチ』新潮社などをいただいております。ありがとうございました。
中公文庫40周年だそうで、それを記念して、書店配布の無料小冊子『ベストセラーで振り返る 中公文庫の40年』が作られました。「中公文庫を語る」は、瀧井朝世さんを司会に、嵐山光三郎鵜飼哲夫両氏が中公文庫の魅力を語る好企画。瀧井さんは、勢いを感じますねえ。
野上弥生子短篇集』から数篇読んで、新潮日本文学アルバム『野上弥生子』をパラパラ見ていたら、野上の故郷「大分県臼杵」へ行きたくなった。じつは「長崎や平戸や乃至横浜のどこよりも早い、不思議な」キリスト教文化への「扉」としての位置、を占めた土地だという。大分にかつて「ハレルヤ書房」という古本屋があったのはそういうわけか。