okatake2013-04-29

きのうは三件も携帯に着信。一カ月に三件ないときもあるのに。一つは大学の同窓会の話。「行けるようがんばる」と言うと、「いや、もう来ることになってる」と言われる。うーむ、関西在住のきみたちと違って、交通費がかかるからねえ。
きのうの話の続きだが、音羽館に新刊を処分して、モンガ堂へ。「上京する文學」フェア最終日で挨拶に行く。岡崎武志堂の古本は、まだ少し並べておいてくれるようだ。「ブルータス」ライターが取材に来ていて挨拶。そういえば、「ブルータス」古本特集の担当編集者にも、「コクテイル」で会っている。行く先々で「ブルータス」。今日は、青梅街道からバスに乗って荻窪に出る。ひんぱんに出ているのだ。「ささま」を少し触って帰還。一日で15冊買う。いいかげんにしないと。
夜は、府中美術館から巡ってきたハルミンさんとコウノと、国立で合流。カフェで二時間ほど喋る。連休、あちこちでイベントや催し物盛りだくさん。なにしろ、人が多いからねえ。ぼくは指をくわえて傍観。
芸術新潮 東山魁夷」をパラパラ見ていたら、まだ魁夷となる前の作品に目が吸い寄せられる。東京美術学校一年のときの「南天」の描写力に驚嘆、卒業の年の「スケート」生き生きと楽しい。ドイツ留学時代のスケッチもいい。そうか「コドモノクニ」にも描いていたのか。結核療養中の弟に毎日、ハガキで描き送った絵物語「バラバルド」が、すべて再現掲載されているが、カラーコピーを取って、スケッチブックに貼付けて私家版本にしたくなる。