秋も一箱古本市

秋も一箱古本市、無事、終了。ぼくは「宗善寺」に出店。お寺の方が長テーブルを貸してくださって、一テーブルに3店舗、つまり3箱がエントリー。ぼくは、なんと「退屈男」さんの「ちくわ書房」、「晩鮭亭」さんの「サノシゲ書房」と一緒。読書ブログ三人衆ともいうべき、スポットとなる。退屈男さんは、ちょっと渋い、みんなが欲しがる本をうまく集めて、出足好調。晩鮭亭さんは、店名のとおり、佐野繁次郎装幀本と料理・味の文庫を出品。あれだけ佐野本が並ぶと壮観だった。
ぼくは「買いやすい」本を、「買いやすい」値段で出して、4時ごろには46冊をすべて売り切った(例によって、あわてて「ブ」で追加仕入れした5冊も)。売り上げは2万1800円。この日、妻、娘と一緒に店番をしたのだが、妻が出品した手づくり文庫カバーは11枚が最初に一時間ですべてはけて、岡崎武志堂の売り上げは、3万2800円となり、この日第2位の売り上げとなった。
あれこれ書きたいことはあるけれど、とにかく客足も途絶えず、トラブルもなく、「秋も一箱古本市」は大成功だったろう。店番をしていて、未知の読者や、編集者、あちこちで講座を開いたときの生徒など、言葉を交わせたのもよかった。この日、岡崎武志堂で買い上げてくださった方々にお礼を申します。
打ち上げの席で、早々と「春」の一箱古本市開催も宣言された。