リリー・フランキーは船戸与一の新品

朝、ＴＢＳ。『プレイボーイの人生相談』集英社を取り上げる。週刊プレイボーイが創刊４０周年、で「人生相談」も４０周年。柴田練三郎、開高健、岡本太郎、今東光などが登場。いまはリリー・フランキー。それにしてもリリー・フランキー、テレビでまくってるな。深夜の番組で司会もしていて、オナニーをこの歳になって毎日やってる、と発言、ゲストの槇原敬之が異様な受け方をしていたのが無気味だった。やっぱりアレ？　そういえば「ユリイカ」の西原理恵子特集の西原とみうらじゅんの対談が傑作で、リリー・フランキーがブレイクしたこと、よほど悔しいらしく「アイドルを食っとるらしい」とか、「たかが船戸与一の新品みたいな顔」とくさしているのに笑った。
昼は、このごろ家内と何度かでかけた蕎麦屋「甚五郎」へ行く。不便な場所にあるのに、平日でもいつも満員。たしかにうまい。この日は田舎汁の盛りを頼んだが、汁にいろんな具が入っていて、少し脂っぽく、普通の盛りのほうがうまいな。
工作舎の石原さんから、山崎浩一『雑誌のカタチ』届く。「本とコンピュータ」連載分に加筆した雑誌論。これはおもしろそう。
インタビュー取材を受けた掲載誌「ｋＩＮＯ」（京都精華大学情報館／河出書房新社）「よそさんにはわからない京都の正体」が届く。宮崎学、木村政雄、中川五郎などと並んで、表紙に大きく名前が出た。京都本のガイドをした。写真も大きく、ばっちり出てるが、一目みて、太ったと思う。酒の飲み過ぎか。あ、グレゴリ青山さん、みうらじゅんも書いてる。