大学通りはそろそろ枯葉色

土日、連日の外出、講座、トークの疲れ残る。昨夜は「つま恋」ライブを、留守録分も含め、つま恋で配られた特製青色シートを尻に敷きながら見る。ちょっと飲み過ぎた。今夜は、須賀屋さんをまねて断酒だ。
TBS用に、文春文庫の新刊、樋口有介『枯葉色グッドバイ』を読む。元刑事のホームレスが探偵、という趣向。楽しく読んだ。
昼飯食いがてら国立へ。このところ駅周辺の自転車追い出し作戦が厳しくなり、停めるところがない。道草書房の均一ワゴンでCDセール。3枚が1000円。aikoを「夏服」「桜の木の下」の2枚、美人ジャズピアニスト、キシノヨシコの「RENDEZ‐VOUS」を買う。
紅花でハンバーグ定食を食べ、「ブ」で文庫2冊をちょちょいと拾い、ドトール3階禁煙席でコーヒー飲みながら、パヴェーゼ『美しい夏』岩波文庫を読みつぐ。ちょうど、窓の外に、大学通りの街路樹のてっぺんが見えて、桜の木が少し色付き始めている。増田書店でもらった角川文庫解説目録2006年を見ると、ジェイムズ・リー・バークが『燃える天使』ただ一冊になっている。8冊出ていたのだが。
「ちくま」連載、海月書林の回、書きつぐ。最初出だし調子よく、後半苦労する。じつはいままだ取っ組んでいる。あれこれ仕事重なり、気持ちも枯葉色なり。