大村崑「やりくり天国」

晴れ。明大アカデミー2週目。ゲストは向井透史くん。早稲田古本屋街の話をあれこれ聞く。ぼくの話は、昨夜、3時ごろまでかかって整理した、古本屋写真アルバムを使って。昨日も書いたが、じつは博多「痛快洞」で買いそびれた大村崑主演の「やりくり天国」カルタの写真を取っていたが、数年前訪ねたら、もう売れていた。どこへ行ったかというと、なんと、桂文我『メッケもん!』のなかに写真入りで出てくる。文我さんが買ったのだ。そのこと、説明する。
明治大学学食で有志でごはんを食べて、古書会館、コミガレと覗く。古書会館即売会では、奥野他見男『おへその宿に泊るの記』を2100円で買う。その他、昭和36年の関西中学校向けの修学旅行ガイド300円ほかを買う。
コミガレでは、中井英夫『悪夢の骨牌』平凡社永井龍男『わが切抜き帖から』をまずぱっとつかみ取る。あと一冊が困ったが、新潮日本文学アルバム『立原正秋』を。
夜、家族で「ブ」。『お厚いのがお好き』と、ビデオ、トム・ハンクス主演「キャスト・アウェイ」を買い、後者はすぐ見る。2度目かな。
大阪発のフリペから連載の原稿依頼。本の紹介なので引き受けよう。
光文社新書からゲラ届く。最終の磨きをかけ、いよいよ、か。