蝶の本は講談社

忙しい一日。まず10時半、大人のウォーカー編集長とライターの女性と、神保町の古本屋、飲食店のロケハン。ぼくがガイドする。悠久堂2Fでは山岳書しか見ていなかったが、編集長T氏が蝶に関する本に目をとめ、それがいずれも講談社刊であることを指摘。言われてみれば、蝶に関する豪華本を、講談社がバカスカだしている。どういった事情か。
昼飯はボンディ、ぶらじるでコーヒー。サンデー毎日で仕事をして、帰り、すぐ近くのビルに入る大空社を訪ねる。ここの編集者Mくんは、もと毎日新聞社にいた。「アミューズ」編集部にいたころ、古本屋特集でよく組んで仕事をした。その後、「ヘミングウェイ」創刊に参加、ここでも古本ネタでいっしょに仕事を。「ヘミングウェイ」と連動したCS放送で毎週、このMくんがついてくれた。懐かしくあれこれ話す。
今日は風が強かった。夕方、強い雨が降り、やむと澄んだ空が雲のあいだから見えた。
明日はTBSだが、大物原稿を抱えて、どうやら寝る時間はなさそう。国立「ブ」で、カート・ヴォネガット『さよならハッピー・バースデイ』晶文社ほか文庫を数冊。ほか、あれこれあるが、今晩はこれにて。