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ＴＢＳの朝。５時ごろ眼がさめる。朝食会までもたない。朝刊を広げ、パンを焼いて、牛乳の朝食。迎えのハイヤーの運転手。いやにていねいで、緊張しているかんじ。あまり慣れていないよう。高速はさすがに連休中とあって空いている。すいすいとＴＢＳへ。それはいいが、後ろの座席からミラーに映った運転手の眼を見るとトロンとしている。左車線を走っている途中、センターラインにより過ぎ、後ろから右車線を走るトラックにクラクションを鳴らされている。ちょっとあぶない。意識してあれこれ喋りかける。帰りも、高速に乗るところでＥＴＣのカードを差し込まず入り口を通り過ぎようとして、係員にすごい声で呼び止められていた。なんか、ちょっと怖かったなあ。放送ではハルミンさんの『私は猫ストーカー』を紹介する。
帰宅して昼まで眠る。午後、「スムース文庫」古本漫画特集のマンガを描く。ぼくと山本善行をモデルに、「『ブ』道武芸帳　武蔵（たけぞう）ＶＳ善次郎（ぜんじろう）」として、四コマで、「ブ」における二人の対決を描く。絵はうまくないが、アイデアには自信あり。お楽しみに。
早稲田の若大将・向井くんのお誘いで、吉祥寺で飲み会。向井くん、畠中さん、くらげ書林・市川さんと同居人さん、そして「ちょうちょぼっこ」の福島さんが参加。というか福島さんを囲む会ってことだが。福島さんとは、京都山崎書店でのスムースまつりのあと、「スタンド」での飲み会で一度会っている。大阪の人と思っていたが、実家は吉祥寺だという。おどろき、おどろき。話題が多すぎて、何を喋ったか忘れてしまった。あ、穂村弘さんがモテる、って話はしたな。ふん、どうせ、おいらなんか。
飲み会で吉祥寺へ行くなら、少し前に家を出て、ささまへは寄りたい。ほるぷ復刻の『坪田譲治集』は函入りの大判のきれいな本、３１５円。阿部謹也『ハーメルンの笛吹き男』平凡社、シスネロス『マンゴー通り、ときどきさよなら』晶文社は１０５円。吉祥寺「ブ」の前で待ち合わせだから、当然寄る。待ち合わせの３０分前だが、早稲田の若大将は来てたな。ぼくは、たくさんのふしぎ・タイガー立石『思いこみマジック』、児玉数夫『世界名女優物語』旺文社文庫、Ｊ・ヴェルヌ『征服者ロビュール』集英社文庫、大槻ケンジ『リンウッド・テラスの心霊フィルム』思潮社を拾う。
今日は、中央公論から『鉄子の旅』の２・３巻が届いたので、ずっとこれを読む。また鉄道に乗りたくなっちゃうんだよなあ。