2009-01-01から1年間の記事一覧

『一箱古本市の歩きかた』を全面支持

今日は寒い。そして雨だと思って傘を持って出たが、ささずに帰ってきたら夜に雨。 月二回の長い集中力を要する原稿をなんとか上げ、朝、早起きして、今日インタビューする中村安希さんの『インパラの朝』をなんとかメモを取りながら読了。すぐに支度して神保…

魚雷くんは手品師

朝、原稿を一本書いて、神保町へ。担当者の都合で、本日、サンデー毎日で仕事。「餃子屋」というラーメン屋、半年に一度くらい食べるが、ぎょうざはうまい。タンメンとぎょうざ3個セットを頼んで、これが失敗。タンメンの上に、メンと同量ぐらいのもやしを…

神戸で東西モダニズム詩についてトーク とお願い

ついに亜鉛を飲む。サプリメントのコーナーへ初めて行ったが、頭がくらくらするような種類の錠剤が並んでいる。そのなかから「亜鉛」を選び、飲む。まさか亜鉛を飲むような人間になるとは思わなかった。 味覚不感症は、これで改善されるだろうか。 以下の告…

つれづれなる

明るいあいだは、なんだかいやに暑かったが、日が落ちると寒くなってきた。 広島への行き帰りに読んだ、ラヒリ『その名にちなんで』新潮文庫について、原稿を書いて「ビッグ・イシュー」へ送付。ちょうど、前回書いた原稿のゲラも届いていて手を入れる。本の…

ひさしぶりに東京へ帰ってきてうれしいのか、午後から中央線散歩です。午前中に、一本、「あった、あった。」原稿を送付し、二件、ゲラをフアックスで戻す。 歯医者に行って、中央線。澄ちゃんにもらった「ラピュタ」招待券で、新藤兼人「人間」を観る。昼は…

広島から帰る

今夜、広島から帰還。三日ともいい天気。ちょっと暑いくらいでした。 初日6日夜は「カフェ・パコ」でナンダロウ・蟲文庫のトークを聞く。会場は満杯でした。みんなで「ヲデオン座」という、不思議な雰囲気の飲み屋で飲み食い。 翌日は一箱古本市。裏袋町と…

広島へ

広島のみなさーーーん! 本日、広島へ発ちます。ナンダロウくんとコンビで、7.8日両日、あれこれ喋ります。ぼくのこと見かけたら、気軽に声をかけてください。 くれぐれも「本のソムリエ」さんと間違わないようにしてください。広島までの4時間、何を読…

中川「ほびっと」六平さんトーク

最近、会う人ごとに推薦しているのが、中川六平さんの新刊『ほびっと』(講談社)だ。サン毎にも書評を書いたし、今朝、TBSラジオでも紹介してきた。もう明日になるが、その中川さんのトークショーが 東京堂で行われる。ぼくは広島。そうでなかったら、駆…

京都から帰還

今日ひるすぎ、京都から帰還。東京はなんて空が澄みゆき青いんだ。 11月31日午前、神楽坂。JIPC「読書アドバイザー講座」で古本の話を80分。みなさん、熱心で「ミコのカロリーブック」までメモを取ってらした。ぼくの著作を販売してもらったが、バ…

植草甚一の青春

津野海太郎『したくないことはしない 植草甚一の青春』新潮社が届いた。考えてみたら、これが植草甚一最初の評伝ではないか。 植草甚一はどうして植草甚一になったのか。出生から青少年期と、あまり自分でも明かしていない(自伝はあるが穴だらけ)半生をた…

スカラ座で小津を

いかにも秋晴れの日。思い立って川越へ。ここに残る名画座(というより一度閉めることになったのを、若い人達がスタッフになって継続営業)「スカラ座」で小津安二郎の上映があるというので、行ったのだ。 川越は、以前から正月などに家族でよく訪れた町。時…

夜「スタンバイ」で11年もプロデューサーを務めたF氏が異動になり、その送別会。 午後家を出る。ちょっとごふさた気味の「ギンレイ」で、ウディ・アレン「それでも愛するバルセロナ」1本だけ観る。鼻の下が長い、と言うが、鼻の上が異常に長い馬顔のハビエ…

本のソムリエ!

「本のソムリエ」という人がいるらしい。最近、話題になっていて、あちこちで目にするが、これは「古本ソムリエ」山本善行のことではない。都内江戸川区の新刊書店店主が、店内で本探しをしている客に近づいていって「どんな本をお探しですか?」と訊ね、悩…

善行堂、ついについにオープン!

“実は善行堂、まだオープンしていなかったのです。プレオープンのままなのです”(山本善行談)◉知恩寺古本祭り開催中の11月1日、オープニング・イベント!場所 古書善行堂前路上 日時 11月1日(日) ◉岡崎武志看板制作 14:30〜 岡崎武志、山本善行のぶっちゃ…

中学の時イケてないグループに属していた

先日、アメトークで「中学の時イケてないグループに属していた芸人」を見て、笑いながら衝撃を受ける。中3のとき、顕著だったが、ぼくも明らかに「中学の時イケてないグループ」に属していた。中学は3回変わったが、中2のとき、クラス委員長をやって、そ…

善行堂本格的オープン、イベント決定

智恩寺の古本まつりに合わせて、京都「古書善行堂」でイベントが開かれます。プロデュースは父親になって意気軒昂の扉野くん。 これに参加せずに、「善行堂」へ行ったとか、善行堂さんはこんな店です、とか公言することはできないだろう。 善行堂ファンのみ…

古書ビビビ

下北沢「古書ビビビ」が移転、ショップカードが届きました。場所は同じ下北沢。世田谷区北沢1-40-8 土屋ビル一F 定休日は火曜日。そして第一・三水曜日。営業は12時から21時です。 縮小、もしくはネットや目録に移行、というのはよく耳にしますが、拡大発展…

向島へ

来る10月23日金曜日、午後6時から、神保町「がらんどう」さんで、前橋の古本屋「山猫館」店主・水野真由美さんのトークショーがあります。 『女子の古本屋』で取り上げた女性古書店主のなかでも、ひときわ輝く個性派であります。水野さんは俳人でもある…

20世紀の名住宅物語

朝8時過ぎ、目覚め、朝飯たべながらぼーっとしてたら、9時に。しまった、「世界ふれあい街歩き」を見逃した。このところ、ちょっとごぶさた。 コーヒーのお代わりを入れ、ソファでBSを見てたら、「20世紀の名住宅物語」を4本も再放送していた。見るのは…

秋はイベントの季節

今週末、ピッポさんが飯沢耕太郎さんと、仙台「火星の庭」でイベントをやります、のだそうです。秋の仙台はいいだろうなこうたろう。 http://www.kaseinoniwa.com/cafe/2009iizawa.html 扉野良人くんの企画で、善行堂のオープニング・セレモニーをします。 …

長々と今日のこと

どうも肩こりのように屈託が去らず、今日も山へ出かけようかと思ったが、起きたのが遅くあきらめた。 朝食をとりながら「地井さんぽ」を見る。 午少し前、昼飯食べがてら吉祥寺へ。『けい子ちゃんのゆかた』に、生田駅前の中華「味良(あじよし)」のたんめ…

宇宙飛行士になる夢を見た

朝7時に眼が醒める。宇宙飛行することになって、それが、インスタントコーヒーの瓶ぐらいの大きさの宇宙船で、「ミクロの決死圏」みたいに、人間の方が小さくなる。その宇宙船も、プラモデルみたいなちゃちな作り。向井くんも選ばれていて、さっさと小さく…

学研少年少女文庫を狙え

夕べ飲み過ぎて、今夜も飲み過ぎて、あんまり今日のことは覚えていない。 ヒッチコック「疑惑の影」DVDをあらためて観て、この完膚なき傑作を確信する。今回は影の使い方に注目。モノクロならではの画面設計だ。冒頭、蒸気機関車で未亡人殺しのチャーリー…

高尾山から八王子

連休前より山行きのモードになっていて、今朝早起きして9時前に家を出る。高尾行き快速はすでに山行きのスタイルの客が大勢。駅に着いたのが9時30分で、北口から出る小仏行きバスが31分なので、次のに乗ろうとゆっくり改札を出たら、停留所にまだ止ま…

熊田千佳慕、そして「国名」

夕べ眠れずに、ヒッチコック「汚名」を観たり、星野道夫を読んだり、あれこれ本を整理していたら明け方に。次に起きたら昼近くだった。一箱古本市も八王子古本まつりも高円寺即売会もみなパス。 途中から見た、NHK「熊田千佳慕」の再放送に目が釘付け。日…

告知

本日、高円寺「ブラインドブックス」オープン。 明日から京都「メリーゴーランド」で小さな古本市が開かれます。関西の方、どうぞ、お越しください。 東京では不忍ブックストリートで恒例の「秋の一箱古本市」も○開催日:2009年10月10日(土)・11…

タイフーンと「中央公論」

台風一過、もう晴れてらあ。TBS、朝は台風直撃のまっただなか、という感じであったが、帰りはもう晴れ間が。都心の通勤者たちは、もう傘をたたんで、強い風に耐えながら歩いている。 例によって眠い。一眠りしてから、それともこのまま溜まった仕事をする…

『あなたより貧乏な人』見本出来!

山へ行きたい気分だが、雨である。で、いちにち家にいる。 今週末10日から三日間、「メリーゴーランド京都」で始まる古本市に参加するので、そのための本を集め、値をつけ、箱に詰める。宅急便の集荷を頼んだので、取りに来るまで外へ出られない。どんどん…

大役終えて

梅雨の晴れ間のコンサート、というのが大阪でかつてあって、あれはABCの主催だったか、そんな雨続きのなか、唯一の晴れ間という感じの昨日、東京古書会館で「古書の日」のイベントが開かれる。ぼくは、司会進行の役をおおせつけられる。応接室で、この日…

詩はやっぱりいいや

明日、古書会館で古書の日にあわせたイベントがあり、その進行役を務めるため、今日は、予行演習とマスコミ(といっても一組しかいなかったが)向けに椀伏せという入札と、振り市を地下のいつもは即売会をしている会場でする。ぼくは「盛り上げ」係。「なん…