広島から帰る

今夜、広島から帰還。三日ともいい天気。ちょっと暑いくらいでした。
初日6日夜は「カフェ・パコ」でナンダロウ・蟲文庫トークを聞く。会場は満杯でした。みんなで「ヲデオン座」という、不思議な雰囲気の飲み屋で飲み食い。
翌日は一箱古本市。裏袋町といわれる通りの駐車場で出店。食いつきがよく、すぐに売れる。しばらくいて、ナンダロウくんと、昨晩と同じ「カフェ・パコ」でトーク。待ち時間に、かわいい小学生低学年の女の子三人「こども記者」に取材される。おしゃまな小一に、ナンダロウくんが、本ができる過程を、印刷など含め四苦八苦しながら説明しているのをみて、悪いが腹を抱えて笑う。トークは古本の動向と、もうじき出るナンダロウくんの「一箱古本市の歩き方」光文社新書について語りあう。お客さんの数は少なかったが、熱心に聞いてもらえてよかった。ぼくはその足で岩国へ。古本屋「文教」を訪ね、そのあと「ほびっと」跡へ。岩国へ出かけたのは、中川六平さんの『ほびっと 戦争を止めた喫茶店』の影響なり。基地までは行けなかったが、その入口まで歩く。これは短時間だが、いい旅だった。「彷書月刊」次々にたっぷり書きます。夜はまた懇親会という名の飲み会。北尾トロさん、湊かなえさんが加わりにぎやかに。みんな出そろう前、五つ葉文庫くんのハイテンションな喋りにつきあってたら、意識を失いそうになった。すごいオトコだ。湊さんは淡路島在住だが、淡路島の路線バスが、新幹線並みの運賃になる、というすごい話を聞き盛り上がる。
締めはカラオケ。ホテルに帰ったら2時過ぎだった。
今日は比治山下から市電に乗り、広島駅前へ。ここを起点に市電を借り切っての落語ライブと、またナンダロウ・岡崎コンビのトークがあるのだ。
「お好み本ひろしま2009」はぼくの見るところ、財津くんたちスタッフの献身的な働きもあり、大成功ではなかったでしょうか。その一助になっていれば、行った甲斐はあった。
気が向けば、もうすこしくわしく書きます。かなり疲れました。