20世紀の名住宅物語

okatake2009-10-16

朝8時過ぎ、目覚め、朝飯たべながらぼーっとしてたら、9時に。しまった、「世界ふれあい街歩き」を見逃した。このところ、ちょっとごぶさた。
コーヒーのお代わりを入れ、ソファでBSを見てたら、「20世紀の名住宅物語」を4本も再放送していた。見るのは初めて、で熱心に見ようと思ったわけではなかったが、これがおもしろかった。チャールズ・ムーアの海辺の木造コンドミニアム、独身で孤独のまま暮したルイス・バラカンのメキシコの住宅に込めた愛のメッセージ、リオのオスカー・ニーマイヤーはまだ100歳でこの時生きていて、曲線を基調とした森の中の別荘が紹介される。最後はフランク・ロイド・ライトのかの有名な瀧の上に作られた流水荘。これは浮世絵の影響を受けて作られたという。
どの回にも縁の女性が登場し、案内役を務める。音楽の選択もよく、集中して観た。制作はやっぱりテレコムスタッフだ。
午後、神田古書会館の即売会を覗く。本を見ている時、それに並んでいる時、心ない不作法な年寄りの行為に頭に来て、買おうとした本を元にもどして立ち去る。これまで何度も同じような目にあって、「もう二度と来んぞ」と思うが、また行ってしまう。そのうち、切れて暴れ出すかもしれない。
コミガレで『山川方夫全集 第一巻』冬樹社、矢内原伊作『モンマルトル便り』、それに目黒庭園美術館の図版を三冊500円で。
サンデーを終え、一階上の魚雷くんを誘って、お茶しながら情報交換。魚雷くんの煙草を一本もらって吸う。ふー、うまい。
帰りには西荻途中下車。「音羽館」へ寄り、ようやく金子彰子さん詩集『二月十四日』を置いてもらう。すでに予約が入っているとのことで、失礼しました。金子さんが、追加で「音羽館」に五冊送ったということだから、9冊はあります。読みたい方は先着ですので、お急ぎください。
帰宅すると、飛鳥新社から『はじめての神保町』という可愛らしい神保町ガイドが届いていた。古書だけでなく、カフェや雑貨、食もフォロー。奥付のページに、飛鳥新社古書店の値段票ぽくデザインしたのが左肩に。スプーン型の栞つきと、なかなか凝っている。これで1048円+税は安いのでは。
吉田篤弘さんから『百鼠』ちくま文庫をいただいた。いつも送ってもらってばかりで申し訳ない。
『古本検定』(朝日新聞社出版)の見本が届き、これで今年の単行本の予定が終了。
上々堂」へ本日、文庫を大量追加してきたました。お近くの方は覗いてみてください。