okatake2015-12-19

昨夜は立川立飛にできた「ららぽーと」内、タワレコでの松崎ナオさんインストアライブにでかける。大型客船を思わせる、巨大メガストアに目がくらくらする。ぼくの趣向は、10坪圏内の小さな場所に固まっているため、足下が不安になる。店に着くと、ナオさん特設ステージでリハーサル中。本番では新曲を含め6曲歌ったが、堂々たる弾き語りで、自分の世界を築くその姿に感銘を受ける。客は20人強。年齢はナオさんと同世代とやや高めか。フォーク番長よう子さんも来てて、岡本おさみ縛りでの拓郎ナイトをやろうと盛りあがる。ライブ終わって、発売されたばかりのCD「39」を買い、サインをもらう。操り人形みたいに手を「く」の字にパッと広げ「テハッ!」という感じのナオさんのリアクションが面白い。
川本三郎さんから新刊の東京エッセイ集『東京抒情』をいただき、読み始める。いいタイトルだ。語って書いて尽きない、都市・東京。ぼくの東京理解は、ほぼ全面に川本さんの影響下にある。
長田弘さんのエッセイ評論をばらして再構成した『詩人の積木箱』大和書房は4巻だったか、とてもいいシリーズで、そういえば最近あまり見かけない。ぼくは全巻揃えて持ってたはずだが、処分したか。さいきん「1アメリカについて」を見つけて、つい買ってしまった。この「つい」が止まぬうちは、本が増え続ける。
これが「サイクル野郎」だ(写真)。