なんと、今年の「みちくさ市」、まだ一ブース埋まっていないようです。いつも数時間で埋まるんだが。不思議な話で、迷っている方はどうぞ。
http://kmstreet.exblog.jp/
中央公論新社から再校、筑摩書房から初校が同時にどさっと届く。うーむ、こんなこともあるのか。後者は二年ぐらいかけて、過去の連載分に加筆、そして新稿を加えた古本の本で、古本で昭和を読む、というようなテーマ。ちかごろ、とみに頭が悪くなり、自分で書いた文章なのに、へえ、こんなことをと書いてるのかと読み始める。
午後、出足遅く高円寺「好書会」。むむむ、買えないぞ。それでも文庫数冊と単行本を数冊拾ってお茶を濁す亀和田武さんのサイン入り文庫本を見つける。
「ささま」経由で、西荻「なずな屋」へ補充と精算。今月はよく売れたなあ。澄ちゃんに「本の散歩展」ポスター(店に貼っていたの)をもらう。うれしい。休みの火曜日を使って、なずな屋店内であることを計画中とか。おもしろいじゃない。「音羽館」でも二冊買う。
国立まで戻って南口へ出たら、すごい若者の集団の波。ああ、そうか。一橋大で学園祭があるんだ。学園祭って、こんなに人が集まるもんなの?

ああ、やることがたくさん。十一月も忙しい。函館へ行けてよかった。
函館新聞が、サンリフレでのイベントを、簡潔に紹介してくれています。
http://www.ehako.com/news/news2010a/3643_index_msg.shtml
そう、息子の綱男さんが来函されたんです。奥様も。ちゃんと、挨拶させていただけなかったことを後悔。打ち上げで、映画に重要な役(加瀬亮のガス店場面で登場したのは、加勢亮以外はすべて素人)で出演された方々も顔を見せられ、ちょっと感慨があったなあ。ぼくがもっとも印象にのこった、ガス店の事務員の女性の方も見えていた。きれいな方でした。加瀬亮の父親役のガス店、先代社長の役の男性も。お二人とも、この映画の出演応募の際、ちょっと人生で行き詰まることがあり、逆にそれで、転機を計って応募した、とおっしゃっていたのが印象的。そういう、実生活での屈折みたいなものを、おそらく監督やプロデューサーがオーディションで見抜いたのではないか。このガス店のシーンは、加瀬組といっていいほど、加瀬亮さんが、率先して、素人の共演者の演技プランや指導をされたそうです。それは、おそらく、加瀬さんにとっても勉強になったのではないか、と。勝手に思いました。あ、加瀬亮の母親役は、「杉の子」のママ、元子さんですよ。
函館の方々には、当日、打ち上げから二次会、ホテルへの送りなど、本当によくしていただきました。