立川オリオン書房ノルテ店で、ミシマ社五周年のフェアとトークが。
http://www.mishimasha.com/jimichi/blog/index.php?e=201
三島さんと島田さん、若き三十代の出版社代表によるトーク。業界注目の二人であります。
『古本道入門』中公新書ラクレの再校をなんとか見終わり、未納のカット二点を描く。
時事通信書評『計画と無計画のあいだ』も送付。
午前、BSで白川郷茅葺き屋根を、80年ぶりに村人中心になって葺き換えるというドキュメントを見る。「結(ゆい)」と呼ばれる、昔からの茅葺き吹き替えの共同体があり、無償でみな、参加する。それを今の世に成立させる難しさに、若き跡取りが挑む。400人の人出が必要で、一時、業者を頼むことを考えた。業者頼みだと三千万円かかる。元巨人の投手、木佐貫みたいな顔の30前の当主後継ぎの奮闘ぶりが、見ていて応援したくなる。結果、当日、ボランティアを含む500名近い人手が集まった。すばらしい。いま、白川郷では、故郷回帰として、次男坊三男坊(女性も)がいったん都会へ出たが、故郷の良さを見なおして、戻りつつあるという。