呆れるような秋晴れで、空気が冷たい。午前、中央公論新社のTくんと国立で待ち合わせ、『古本道入門』(中公新書ラクレ)の再校を手渡す。これで、刊行まで、ぼくの手を離れることに。急いで書いたから、というのは言い訳にすぎないが、「てにをは」に始まる、間違い、表現のあいまい、引用部の原本との照合など、校閲ならびに編集者の手を再三、わずらわせてしまった。もうちょっと、緻密な原稿を書くようにしないとなあ。
解放感から、ぶらりと高尾山へケーブルを使って散歩と考えたが、肩の荷が降りたら、猛烈に眠たくなり帰宅。
今月の「古通」が届いたが、鶴岡行きのことを書いています。
自動車を使って移動古本屋をしているという女性から、フェイスブックを通じて、「くうねる封筒」の作り方の問い合わせが来て、ことばで説明するのは困難で(作ると簡単)、見本の封筒に簡単な作り方を書いて送る。ぼくも誰かに教わってわけじゃない。手近な市販の封筒を参考にすれば、誰でもできるはずなんだ。
封筒作りのために、「ブ」で105円であったら、「くうねる」を買っているが、「MUSIC」ページのCD案内など、参考になる。渡辺有子さんが「車のなかだからこそ聴きたい音」として、バルネ・ウィラン&マル・ウォルドロン・クァルテット「ふらんす物語」を挙げていて、これ、聴きたくなって検索したら、アマゾンで5000円以上ついている。
おっさん用の「くうねる」が作れないものかしらん。ミーツから「洋食」特集が届きました。オムライス、食べたくなるなあ。西荻「キャロット」、神保町「キッチン南海」も紹介されています。洋食がもうれつに食いたくなるが、今夜はお父さんによる肉じゃがとししゃも。居酒屋メニューなり。
トリハイの缶を開けながら「TETE MONTOLIU TRIO」を聴く。