免許更新のため、府中の試験場まで自転車で向う。いい天気で、風は冷たいが、自転車日和。いい運動になった。前回、うっかりして期限が過ぎ、免許を失効してしまった。ゴールドだったのに。それも消えて、今回更新で、ゴールドになるかと思ったら、また3年かかる。失効とは、それほど厳しいペナルティなのだ。講習までの時間、地下の食堂で昼を。ハンバーグカレー720円。腹が減ってれば、何でも旨い、という旨さ。待ってるあいだ、北欧ミステリー、ジェイムズ・トンプスン『凍氷』を読む。ぐいぐい読ませるぜ。
帰り、国分寺「ら・ぶかにすと」へ寄る。ここは小さいが、使える古本屋だ。各ジャンル、けっこう充実していて、棚を見るのが楽しい。売ってしまった海野弘『モダン都市周遊』を見つけ、買う。あと小林信彦の品切文庫を。値段はけっこう、きっちりついているが、高いというわけではない。買いやすい値段になっている。事実、これまで手ぶらで出たことはない。年輩の女性店長なのだが、よくがんばっているなあ。レジで、同業者らしき女性と長々と話し込んでいた。倉庫がどうとか、車がなくて、じゃあ自転車に積んで? みたいな話。
毎年秋の恒例、JPICの講座、登壇依頼が来る。ペアになっている古本屋ツアーも。こちらは来年の話。もう、来年のスケジュールが埋まってしまった。それまで生きてるだろうかと、やや半分真剣に思うようになった。
「ザ・ピース」を買う。これで3缶目。だいたい2週間で1缶(20本)のペース。吸わない日もあるから。
一度も通読したことがない『アメリカの鱒釣り』を、適当に開けたページから少し読む。よくこんな話、思いつくなあ。映画化は無理だ。