okatake2014-03-14

「JQ」DVDの「3」と「4」が届く。「3」の三話目「化け狼来襲」で、ようやく目的を果たす。つまり主人公が窮地を脱するとき吐くセリフ「マンガだからこううまくいくんだね」と出会う。しかし、実際は「やっぱりマンガだ、うまく行ってる」だった。ただし、2巻で、助手のレースが、やはり窮地を脱し「マンガだからうまくいくんだ」みたいなセリフを吐くシーンがあり、こちらが記憶に近い。しかし、丸太に乗って、JQとハジが、水の流れる樋を走っていくシーンは記憶通り。50年近く前の記憶が、あんまり鮮明で驚くぐらい。続きが楽しみ。
今日は、神田古書会館、コミガレ、「ぶらじる」で某テレビ局と打ち合わせ(出演は不確定)、「サン毎」で本選びを済ませ、五反田へ。ガレージ均一で、レジの靖文堂さんの放談を楽しく盗み聞きしながら、あれこれ買う。平均200円。たのしい、たのしい。本会場で三冊。昭和5年『新会社員学』は函入りで状態もよく、モダンな装幀で心ひかれ、1000円。
「ギンレイ」はパス続き。行く気はあるのだが、紹介文を見ると、気の重くなる映画ばかり。スカッとする娯楽映画は、なかなかかからない。このままだと、年間会員のメリットがなくなる。
帰宅したら、「雲遊天下」116号が届いていた。特集は「こんなふうにやっています」。つまりフリー稼業の特集。巻頭座談会「気がつけばフリーランス」は、参加した7人のうち、田川律さん、中川五郎さん、ナンダロウくん、五十嵐洋之くんが知り合い。これが本当におもしろく、身につまされる話を腹を抱えて読んだ。どうも年金も払っていない人が多く、悲惨といえば悲惨だが、どこかのんびりと楽しそうに生きている、という印象を受ける。これは、問題ではないか。最近、ミステリで私立探偵の登場が少なく、「警察とかヤクザ、病院や学校、そういう組織を描いた小説がとても多い」というナンダロウくんの発言に注目。中川五郎さんが「一匹狼の魅力がないんだ」とそれを受けるが、ぼくもこのところ、ずっと「サン毎」でエンタテイメント系の小説もチェックしているが、そういえば、そうだなあ、と思う。フリーの方、「雲遊天下」の最新号は買いですよ。西荻音羽館」なら買えます。5月には「春一番」のコンサート。行きたいなあ。