okatake2014-01-25

昨日は「サンデー」経由、世田谷文学館へ。25日から「クラフトエヴィング商會」展がある、その内覧会へ。クラエヴィさんが作ったさまざまなオブジェ、手がけた多数の装幀など、おもちゃ箱をひっくり返したような愉しい展示が続く。見飽きない。ピースの空き缶は市販品だが、夢あふれる展示物に混じると、なんだか素敵なオブジェに見えてくるのだ。会場に吉田篤史さんがいて、持参した、いかにもクラフトエヴィングが作りそうな古本をお土産に手渡す。図録は平凡社から市販されるのを、帰り際にもらった。これをちびちび見ながら、この夜は酒を飲む。
本日は長い一日。午前、昨日も覗いた「趣味展」をちょっと覗き、月の輪さんの200円均一棚から数冊。この日は、10名ほどを連れて、JPIC主催の神保町ガイドをする。秋田や明石、上田などからも、このために来てくださった参加者もいて、恐縮する。ボヘミアンズギルド、大屋書房、小宮山書店を訪れ、店主の解説を受けながら、店内を散策。神保町の奥深さをあらためて確認。美術書、和本、稀覯書などをさんざん見た目で、最後に「コミガレ」に参加者を解き放ち、古本を実際に買ってもらって、喫茶店で品評会。2時間の行程はあっというま。ぼくもこの日「趣味展」と「コミガレ」で買った戦利品を紹介する。サンリオギフト文庫2冊を、参加者の女性二人がたいそう気に入られ、買った値段、各100円と200円でお譲りする。やなせたかしは、今なら少し乗せて売れる、と思ったが、まあいいや。有志を連れて、最後にまた「趣味展」へ案内する。ここでまた二冊。昭和17年の某女子高生の「通知表」を買う。
帰り高円寺「中央線展」へも寄り、また買う。いったいどうなっちゃうんだろう。トートバッグ二つがパンパン。「ハッチャキ・マチャアキ」のシングル盤を。結局この日、20冊以上買ったか。重い荷物をぶらさげ、国立「ビブリオ」へ。石原、北條という仲間とあるイベントを企画中で、その打ち合わせ。工作舎・石原くんは、昨年いちねんが超多忙で、各種集りにも顔を見せなかったが、ひさびさの石原節を聞く。