昨日午後、お花茶屋「青木書店」へ。青木正美さん次男が担当される店。バイク、自動車関連書、雑誌専門店。ここで青木さんと待ち合わせ。むかしの下町の古本屋さんの風景をお話しいただくつもりでいたが、青木さん、あふれるように話されたいことがあって、ただただ聞き入る。均一で未読のロバート・B・パーカー『盗まれた貴婦人』を見つけ、100円で。これは帰りの電車と寝床でその日のうちに読んでしまった。ホークが出て来ないので、ちょっと淋しい。「私は、ウィスキーが私から奪うより多くのものをウィスキーから得ている」の一行にラインを引く。これ、「ウィスキー」を別のことばに入れ替えても使えそう。
夜、本郷。みずす・宮脇さんと、夏葉社・島田くんと、別々の用件があったが、共通する話題もあり、一緒に打ち合わせがてら飲む。待ち合わせは「あゆみブックス」。近くの居酒屋(どれも食べ物がおいしくて安い)でいろんな話。これで今年もいくつか、たどりつくべき仕事の点ができた。
サンデー毎日今週発売号、「今週のイチオシ」は吉田暁子『父 吉田健一』。
三鷹上々堂」に大量補充してきました。「水中書店」へも行ってきました。いい店だった。くわしくレポートした文章書いたんだが、保存し忘れて消えちゃった。
「水中書店」では、ごっついハード表紙の松本竣介展カタログ、これは珍しい野呂邦暢ふたりの女』初・帯、港や書店目録などを買う。いいところに素敵な古本屋さんができた。帰ってしばらく松本竣介をパラパラ。知らない絵もけっこうある。町をスケッチした線が美しい。ああ、松本竣介。盗むならこの絵だな、などと考える。

イベントのご案内

●第3回「神楽坂・レラドビブリオテック〜猫も歩けば本に中る〜」開催!
2月15日(土)〜23日(日)
神楽坂が本の街になります!

レラド関連イベント
●ブックトーク・バラエティ「オカトーーーク!蔵書の苦しみ芸人」やります!
・日時:2月22日(土)
・時間:11時受付 11時30分開始〜12時40分まで
・場所:日本出版クラブ会館
東京都新宿区袋町6
http://www.shuppan-club.jp/

・参加費:1500円

書評家・古本ライターの岡崎武志さんを中心に、蔵書の苦しみ芸人
が勢揃いする、ブックトーク・バラエティ「オカトーーーク!」
2回目の開催となります。
「蔵書は苦しみでもあり楽しみでもある」と言う、蔵書芸人の方々に
登場していただき、苦しみっぷりをお話していただきます。
新年本の福笑いということで、出演者と参加者一同で、笑って泣いて
福を招きましょう!
岡崎武志さんの他に何方が出演するかは、そのうち発表します。
お楽しみにお待ちください!

●参加申し込み受付中!
リコシェまでメール送信お願いします
rico-info@ricochet-books.net