okatake2014-01-31

イベントのご案内
●第3回「神楽坂・レラドビブリオテック〜猫も歩けば本に中る〜」開催!
2月15日(土)〜23日(日)
神楽坂が本の街になります!
レラド関連イベント
●ブックトーク・バラエティ「オカトーーーク!蔵書の苦しみ芸人」やります!
・日時:2月22日(土)
・時間:11時受付 11時30分開始〜12時40分まで
・場所:日本出版クラブ会館
東京都新宿区袋町6
http://www.shuppan-club.jp/
・参加費:1500円
書評家・古本ライターの岡崎武志さんを中心に、蔵書の苦しみ芸人
が勢揃いする、ブックトーク・バラエティ「オカトーーーク!」
2回目の開催となります。
「蔵書は苦しみでもあり楽しみでもある」と言う、蔵書芸人の方々に
登場していただき、苦しみっぷりをお話していただきます。
新年本の福笑いということで、出演者と参加者一同で、笑って泣いて
福を招きましょう!

●参加申し込み受付中!
リコシェまでメール送信お願いします
rico-info@ricochet-books.net

この出演者が決まりました!
野村「ミス古書」宏平さん、北條一浩さん、散歩堂・水野さん、石英書房さん、磯貝一さん、根岸哲也さん、古ツア小山力也さん
です。持て余した本への想いと、その行方について、とことん語り合います。蔵書史に残る、白熱したトークになると思われます。ご近所御誘いの上、ぜひおでかけください。

本日は「五反田」へ。南部古書会館「遊古会」。出遅れているので、ゆったりと見る。一階二階あわせて20冊近く買ったか。300円が少し混じるが、あとはオール200円。重いから敬遠した本もけっこうあって、買えればもっと買えたが自重する。あちこちで知り合いの古書店主とあいさつ。一階でがさごそ漁っていたら、やってきたご老人が、某古書店主さんに声をかけた。すると「ああ、エロ一括ね!」と大声で答えて、お客さんを案内。つい笑ってしまった。しかし、悪い感じじゃない。いいですよ、エロは。函なしの本に、自分で函をつけたのが一杯出ていた。それがよくできている。一冊だけ買っておいた。
この日は思い立って、ひさしぶりに未踏の坂めぐりを。五反田から高輪の高台へ、プリンスホテルを横目に、高輪台駅近くの「石黒書店」の外観だけ拝み、泉岳寺方面へ坂を登り下り。東禅寺近くの「洞坂」というのが、いい曲がり方と傾斜で、名坂。泉岳寺高輪台中・高の塀に挟まれた細い路地もよかった。1時間半ほど、一万歩の旅。途中公園で休んでいたら、園児がたくさん遊んでいる。なかで、ボールを蹴って遊んでいる男児、誤って、ぼくが座っている方向へ転がってきて、べつにぶつかりはしない、その子が途中で追いついて止めたのだが、ぼくに向ってぺこりと頭を下げて「すいませんでした」と謝った。しつけができているのは、高輪のこのあたり超高級住宅地で、お子さんもお品がいいのかしらん。
神保町へ移動。「和洋会」で数冊。昭和7年都新聞の企画連載「新東京を描く」をスクラップしたスクラップ帳を買う。これはいい。中村研一、矢島堅土、中川一政、硲伊之助、木村荘八などが東京の絵をえがき、文章も画家の手によるものか。「武蔵小山」が昭和7年でも、すでににぎわっているのにびっくり。
「和洋会」では、野呂邦暢『草のつるぎ』帯付き初版が別にたいした難もなく200円、に驚いて買いました。