午後、石神井へ。庄野潤三文学さんぽ。くねくねと「ザホンの花」の世界へ。ぐうぜん、真鍋呉夫の家を見つける。ふつうのコースなら、見つけられなかった。まだ文学の勘は鈍っていない。庄野邸跡をつきとめ、写真をパチリ。このあと、立派な施設、ふるさと館で調べもの。職員の方にとても親切にされた。恐縮するぐらい。おかげで成果あり。やっぱり動かないと。「静物」の父親もそう言っている。まずバケツをぶら下げることだ。
帰り、駅前から荻窪行きのバスが出ていることを知り、これに乗る。ほほう、こう行って、ここからこう行くのね。じつは、バスに乗ってしまうと、帰りがちょっと面倒なんだが、まあいいや。荻窪「ブ」へ寄り、文庫を抜いていると、見知らぬ人から「さすが、文庫王のオカザキさん」と声をかけられる。ああ、びっくしりした。
このところ、近くにできたセブンイレブンに凝っていて、毎日のように寄っては、なにか買ってくる。おそうざいとかおいしいの。ビールもまとめ買いせず、ちびちびここで買って、しかしそれが抑止力にならず、けっきょく飲み過ぎ。沈没。