ぶっくす広島の財津正人くんが、広島の目抜き通り、いい場所に事務所兼店舗を構え、合同の古本屋を開く。いや、ここはいい場所。ちょっと駅前繁華街からは離れているけどね。立ち寄りやすい場所で、ここから古本を売るだけでなく、文化情報を発信していくという。頼もしい。お近くの方は楽しみに。ぼくと善行堂も古本を出品します。名付けて「古本交叉点」。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201306120051.html
なだいなだ氏死去。『パパのおくりもの』は高校時代の愛読書の一册。何年前になるか、鎌倉のご自宅へ取材にうかがったことがある。最寄りの駅からずいぶん歩いたような。ご冥福をお祈りします。
届いた「五反田古書展」目録、経堂「大河堂」のページに、同店の広告があり、地図とともに「古本屋めぐりはいつかなつかしい思い出になる」という名コピーが刷られてあった。C EM F G7でメロディーに乗せられそう。経堂はしばらく行っていない。ひさしぶりに古本屋めぐりをするか。
信濃毎日」9日付け読書欄に、ちくま文庫『身近な虫たちの華麗な生きかた』書評が掲載される。書いて送ってから、少し間があいた。同紙書評委員の任期は切れたが、年に数回、書かせてもらうことになっている。
デュ・モーリア「鳥」がすばらしい。びっくりした。