今朝、「朝日」の「甲乙閑話」というコラムに「中公文庫」ネタ登場。ほほうと読んでいくと、自分の名前が出てきて、署名が「野波健祐」さん。そうか、コクテイルで取材を受けたのが、ここで、こうなったか。拾われたの会話は一つだが、文庫の話をするのは楽しかった。
昼夜ががちゃがちゃになって、変なところで寝てしまう。それでまたガチャガチャ。涼しいのがありがたい。切羽詰まった仕事を、一つひとつこなしていく。山を崩していく。
受贈書をまったく紹介できていない。もうしわけない。気持ちの余裕がないんですね。こういうことではいけない。
今日、某所へ取材。丘の上のてっぺんで、ぽっかり空いた時間を、信頼する女性編集者と下界を見下ろしながら雑談。風が涼しい。遠くで雷鳴。鳥が鳴きわたる。不思議な時間だった。変な話だが、こういう何でもないとき、生きている実感がわいてくる。
帰り、満腹なのに、無性に駅の立ち食いそばが食べたくなって困った。20年ほど前によく利用していた駅で、駅はまったく姿カタチを改めてしまったが、そのソバ屋は変らず、駅なかにある。よくここで、5分とか6分でソバを食べたものだ。その記憶があり、条件反射で食べたくなったんだと思う。乗り換えの短い時間で、大急ぎですすりこむと、長いホームへの階段を全力で駆け上がるのだ。体に悪いよ。