すすみて自己をつるべし

桜が散り始めている。午前中に教育誌の名言コラムを書く。やっぱり良寛だ。ほんと、鵜飼いの鵜みたいなもんだ。飲み込んだらすぐ吐き出す。
道元がこういうことを言っておるんです。古来、水辺に聖人賢人が住み、ときに釣りをする。そして「人」を釣ったり、「道」を釣ったりする。さらに「すすみて自己をつるあるべし、釣をつるあるべし。釣につらるるあるべし。道につらるるあるべし」と言う。おもしろいこと、言うもんですねえ。釣りをするのは、あれは「自分」を釣ってるんだ、と。古本を買うのも、あれは自分を買ってるんだ、とも応用できる。
「上京する文學」、次回は宮澤賢治と決め、あれこれ読み出す。
昨日、路線バスの旅が楽しかったので、またと企画する。世田谷美術館白洲正子展へ行こうと思っているのだが、これもバスを乗り継いで行けそうだ。それと、都バス最長距離の「梅70」(西武柳沢駅から青梅線「青梅」駅まで)にも乗りたい。まさか、西武柳沢まであともどりして、とはいかない。東大和を経由するので、そこでつかまえたい。青梅まで一時間くらいか。
阪神、今年の初戦、広島相手にいい勝ち方。お立ち台の新井の姿にジーンとくる。

これが、ローカル路線バスの旅だ。蛭子さんが、とにかく動物みたいで、いい味。太川陽介はこの番組で好感度アップ。年に二回しかやらないのが残念だ。路線は無数に作れると思うのだが。