古本屋のある町へ

古ツアさんが病み上がりをおして、栃木の黒磯まで行っている。爆弾三勇士を思い出しますね。教科書に載せたいぐらい。「白線文庫」という民家で始めたいまふうの古本屋を紹介しているんですが、よくぞ見つけたなあと思える物件。グーグルマップでは引っかかってこないもの。古ツアさんが、古本屋だけを感知する、独自に開発した衛星を飛ばしているのだと、ぼくは思うんですが。同店のHPを見ると、なんともいい感じの読書室もある。これで成り立つなら、古本屋になりたがる人は地方でもっと増えるでしょう。そこそこ客もあるみたいで。
ここは、なんとかして行きたい。やっぱり青春18きっぷを買うか。
http://blogs.dion.ne.jp/tokusan/
http://hakusen.exblog.jp/
「buku」の北條くんが宇都宮で、先日のネギシアター参加者のうち三名くらいが栃木に縁りがあって、また石原くんが「栃木、来てますねえ」と、少ないサンプル数から安易に一挙に盛り上げるようなことを言っていた。この夜、石原くんの発言に、いちいちみんなウケていた。おもしろい人なんだ。
アド街では益子をやっていて、しかし益子には古本屋がなくて、それだけでマイナスポイントなんですが、あってもいい街だとも思った。陶芸、カフェレストラン、パン屋、ソバ屋のいいのがある町には、古本屋も必要ですよ。古本屋が成り立たない町は、ほかにどんな魅力があっても、ぼくはバツなんだ。