仕事一途

昨日今日と、よく仕事をしました。というより、連休、遊びすぎなんだけどね。
頭がいま空っぽで、何をやったかよくわからんのだが、昨日は「サン毎」インタビュー原稿をまとめ、「TBS放送原稿」を送稿し、今朝、TBSを終え、帰宅して今日は仮眠をせず、「図書」の原稿をなんとか着地させ、「彷書月刊」(大阪の「花月書房」)を書き、夕方から、よいしょっと掛声をかけて、「1Q84」を新聞書評、記事から読むという原稿を、行きつ戻りつしながらフィニッシュさせたら9時を過ぎていた。
それで、風呂へ入る時、ディック・フランシス『告解』を(3度目かな)読み始めたらやめられなくなった。ディック・フランシスは危ないなあ。騎手の主人公が、兄の死で宝石業の仕事を受け継ぐ。登場人物の造形がくっきりとしていて、印象深く生き生きしている。なにごとも見逃さない、明晰な主人公。忍び寄る魔手。名セリフ。どれもディック・フランシスならではのものだ。
赤旗」書評用に、『井上ひさし全選評』(白水社)が届いた。しかし、厚い本だなあ。