ふちがみとふなと よかったなあ

okatake2010-05-26

昨日は夕方、早稲田大学正門前の古本市に、初めて行く。思ったより本の量が多く、ビッグボックスより硬めの本が多い印象。砂川幸雄『建築家 吉田五十八』、『大阪の近代建徳と企業文化』、『戦後代表詩選』思潮社吉田精一『随筆入門』、『斎藤茂吉随筆集』、筑摩日本文学アルバム「田山花袋」を買う。なんだか、「花袋」があるせいか「硬い」買い物になった。
地下鉄で神楽坂へ移動。「イワト」へ着いたら、すでに長蛇の列。おや、ナンダロウくん、後ろを見たら退屈くんと大塚さん。100名以上入るキャパが開演前に満杯。「ふちがみとふなと」を聞くのも久し振り。しかし、すばらしいステージですっかり堪能した。客席はカップルが多く、待っているあいだ、本を読んでいる人もけっこう見かけた。観客の拍手もよく揃い、よく笑い、よく感応していた。ふちがみさんのステージングの力と、二人の音楽の力だろう。ふなとさんのベースは伴奏というより、声としての楽器に合奏している印象。超絶技巧をおりこみながら、声とベースがうまく間をつくりながら螺旋状にからまっていく。
アンコールの最後、客席からのリクエストで「歌う人」で締め。隣りの女性はボロボロ泣いていたな。
有志で神楽坂で少し飲んで帰る。いい夜だった。

京都「一箱」の全容が決まりました。
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