ゆず虎嘯さんへ行ってください

okatake2010-02-22

昨晩、家族で鍋を食べたあと、約束していてなかなか行けなかった国立の古本ユニット店「ゆず虎嘯」へ、「岡崎武志堂」として、本を置かせてもらいに行く。同店については、以下にアクセス。近所の方、いらっしゃいましたら、ぜひ一度足を運んでみてください。「古本屋ツアー」さんがいらしたこと、知らなかったようで、教えてあげたら、すぐにパソコンを開いて「わあ!」と歓声があがる。「古ツア」さん、お二人、とても喜んでいらっしゃいましたよ。
http://yuzukoshow.shop-pro.jp/
帰り「ブ」で、落語CDつきの「サライ」と、ジャズのCD2枚を買う。Bobby Timmonsのトリオと、BANEY KESSEL「THE POLL WINNERS」。そうそう、「枚方ウォーカー」という雑誌を見つけ、枚方出身(なんや、御殿山やんけ)の岡田准一のインタビュー(なんや、枚方一中やんけ)を読み、雑誌の中身はほぼすべて食べ物やの紹介でうんざりだが、なかに、むかしの枚方の写真を載せているページがあり、「うわあああああああああああああああああああああああああ」と心のなかで叫ぶ。地面を走っているころの京阪。ホームの向うに、巨大に(当時は見えた)駅前デパート、長崎屋、そして友人がたくさん住んでいた公務員住宅が見える。それに岡本町商店街。おお、三越の開店。あれれ、いまはなきスターハウスの写る香里団地のキャプションに「はつだ文具店」とある。樟葉へ通じる東船橋の道があるが、見渡すかぎり田んぼで、東北の風景みたい。枚方三中の前の道もこんなだった。いやはや、これは直球ですよ。これらの風景は、いまでもときどき夢に出てくる。105円で大騒ぎさ。
「あった、あった。」は北山修詞歌集『ピエロのサム』。
じつは、まだ古本屋検索症候群が続いていて、チェックポイントはすでに300を超える。大阪を津々浦々までくまなく検索し、近鉄「長瀬」が、近畿大学のある駅で、周辺に5店古本屋がある。こんど、帰省したら攻めてみよう。南方の「くらげ文庫」も気になるなあ。
快進撃を続けるウェッジ文庫から新刊、室尾犀星『天馬の脚』をいただきました(写真)。映画時評あり、人物交遊スケッチあり、創作談話あり、和歌や俳句ありのバラエティブック。