とにかく告知と『千年の祈り』

とりあえず告知します。林さんのブログからコピー

第2回すむーす友の会・開催決定!

日時
8月11日(土) 夕方(開始時刻は後日決定します)

場所
Dylan-II(ディラン・セカンド)
京都市中京区木屋町蛸薬師上ル下樵木町192 樵木ビル4F
TEL 075-223-3838

参加申込(先着順、定員に達ししだい締め切ります)
sumus_co@yahoo.co.jp

例のごとく、山本と岡崎が下鴨で買った古本を披露しあう対決も行われる予定です。


サン毎で毎日新聞社へ。学芸部の重里徹也さんから、新刊『文学館への旅』をいただく。毎日新聞社刊。内容は以下の通り。
内容説明
遠藤周作吉川英治松本清張菊池寛−。作家の故郷を歩き、文学者の息吹を感じると、小説の面白さが改めて見えてくる。全国の数ある文学館の中から選りすぐった、極めつきの15館を紹介。『毎日新聞』日曜版連載を書籍化。
重里さんは、文学のわかる記者として知られており、先日、毎日新聞紙上で、川上弘美小川洋子さんが文学賞を掛け持ちすることについて、問題提起をされて、話題になりました。だから、ただ文学館を旅した紀行文というのではなく、その作家の作品への深い読み込みが示されている。あれ、プロフィールを見ると、1957年大阪生れ、だから僕とおんなじだ。

今日は、神保町、荻窪西荻でごちゃごちゃ古本を買いました。石堂淑朗『怠惰への挑発』三一の105円(音羽館)、『現代映画事典』105円(ささま)は買物かな。あと、ささまで櫻井毅『出版の意気地 櫻井均と櫻井書店の昭和』(西田書店)840円、も読みたかったんだ。

新潮クレストの新刊、イーユン・リー短編集『先年の祈り』を読み始めて、最初の「あまりもの」を読み終えて、あまりの素晴らしさに、電車の中で思わず、うーーーーん、とうなってしまう。これまで結婚もせずに51歳になった中国人女性と、宿舎つき小学校に預けられた孤独な少年との交流……なんて説明してしまうと、ぜんぜん違うんだなあ。重ねて陳腐なことを言えば、これが人生だ、と深く思い知る小説であります。夏休み、いちおし。
明日はTBS。三木卓『蝶の小径』を紹介します。とにかく疲れました。
このところ、送られてくる本がぜんぜん紹介できてなくて、申し訳なく思っています。余力がないのです。